哺乳類観察ブック (ニッポン里山探検隊シリーズ) (ニッポン里山探検隊シリーズ 1)

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  • 人類文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756711984

感想・レビュー・書評

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  • 題名の通り、野外で哺乳類に会うためのノウハウが書かれた本です。絵本作家でもある作者によるイラストと、堅苦しくない文章で、初心者もわかりやすくフィールドでの観察方法を学べます。フィールドワーカーである作者の実体験に基づくノウハウはとても役立ちます。読み物としてもおもしろい本です。

  • 目次抜粋
    第1章 まずはフィールドに出てみよう…5ページ
    第2章 調査としての動物観察…47ページ
    第3章 動物ごとの観察法…89ページ
         ネズミの観察…108ページ
         ヤマネ…116ページ
    第4章 観察会主催マニュアル…217ページ

    ※野生動物を観察する前にとして、動物にどこまで近づけるのか?に対して「25メートルまで(安達太良鳥獣保護センター獣医 溝口氏談)」で、動物へのストレスや人間側の牽制距離と紹介している。野生動物に25メートル以上近づいてしまうと、人間側に「エサをあげたい」・「頭をなでてみたい」・「慣らしてみたい」といったある種の感情が働いてしまう。との事。
    ※秩父の山小屋で冬眠中のヤマネを手の上に乗せ、ヒヤッと冷たかったと目撃談を述べているが、筆者が上記のある種の感情と戦うのが大変と記載されている。

    2001年2月21日、人類文化社、東京都、全239ページ

  • 日本という国に住む動物たち。フィールドワークメインです。

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著者プロフィール

1954年、宮城県生まれ。学習漫画家。里山の動物観察会、講演会を開催するかたわら、ニホンカワウソを追い続ける。日本野生動物観察指導員。著書に『動物の足跡学入門』(技術評論社)、『身近に体験!日本の野生動物シリーズ』『チンパンジーはいつか人間になるの?』(偕成社)など。この本が178冊目。

「2023年 『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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