あたりまえだけどなかなかわからない 働く人のルール (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2012年3月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756915320
感想・レビュー・書評
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初めのうちは新入社員の基本のキってな具合でふむふむと読めたのだが、後半になると精神論的というか、どんな理不尽にも意味があるから耐えろ、向こうに悪気はないから許せ……、と個人的に身の毛もよだつような高意識社会人の意見がポンポン出てきて、ウワア。私には合わない。
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若い職員にプレゼントしよう。いや自分で買って読むべき本であることをつたえよう、いつか。
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基本。今頃改めて新人向けの本を手に取る自分が心配だが、改めて勉強になる部分もある。職場が変わるタイミングなどに改めておすすめ。
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昨日は上司本、今日は部下本より。
入社まもない若手社員に向けた本であったけど、中堅社員の立場で改めて読んで、大変勉強になったし、2012年の本ということもあって
、昨今の時代背景をふまえつつの内容だったので、
僕はかなりエールをもらった気がする。感じたところは、引用にアップしときました。 -
この本は新入社員向けに書かれた本のようですが、最近になって若い人たちを指導するような境遇にもなってきたので、コーチングをする場合に役立つのではと思い、手に取ってみました。
世の中の流れは、働きすぎの防止、サービス残業の廃止、公私をわけた社会人生活の重要性等と言われているようですが、その中にあって、言いにくいことを明確に言っている点で、少なくとも30歳までの社会人には役立つ本のように思いました。
以下は気になったポイントです。
・資格でいったん学んだ知識は、その瞬間から陳腐化する、若手に求められるのは変化に対応して、積極的に新しい知識やスキルを学び続ける姿勢である、資格はもっているかどうかよりも、取得動機・目的意識を聞かれる(p13)
・大きな約束をたまに守るよりも、遅刻はしないという小さな約束を毎日守るほうが信頼される(p15)
・社会人はいつどんなタイミングでも学び続けようとするいう姿勢が大切(p19)
・仕事ができる人はどんな業界の人であっても、相手から何を期待されているのか、本当の要望は何かを懸命に考えて、対応してきた人(p51)
・コツコツ努力するは、単に長時間残業をすることではない、工夫し続けること(p54)
・若手の人がベテランの人に勝てるのは、時間と体力があること、人よりも2時間でも早く出社して準備の時間を取ること、仕事の先回りをするための時間をオンタイム(始業時間)までに確保する(p59)
・人間関係を作るには、自分の弱さをさらけだすのが必要、悩みや弱みを打ち明けるのは相手への信頼へのサイン(p73)
・社外での人脈を作る前に、まずは社内人脈を築くべき(p87)
・部門や組織を超えたヨコのコミュニケーション活性化を目指して、フリーアドレス制(どこに座っても良い)等を導入したが組織が上手く回らず、タテの組織構造に戻りつつあるのが実態(p99)
・大変な仕事をどう工夫すればできるのか、あなた(若手)が考えて行動する支援が上司の仕事であって、部下の仕事に直接手を下すことは上司の仕事ではない(p111)
・会議の場では、目的や位置づけとともに、自分に何が期待されているかを理解する必要がある(p131)
・「無礼講」の宴会で注意すべきことは、1)本当は肩書きや地位は関係ないはずがない、2)”一緒に”自由に楽しくであって、お互いのトーク(一方的はダメ)が重要(p149)
・想定外のできごと(組織変更等)に対しては、その受け止め方が重要、大切なのは、将来やりたい仕事ではなく、現在の働く姿勢である(p167)
・人間は、成功よりも失敗のほうが多く学べる、特にその失敗が自分ではみ出して考えて行動した結果であればなおさら、(同じ)失敗を繰り返すことは避けるべき(p170)
・仕事をするプロを目指すために持ちたいのは、「価値の生産者の感覚」つまり、あなたの働きの市場でいくらの価値が発揮でき、稼げているか(p191)
・社会人として意識しておくべき給与額は、1)税込の額面、2)手取り額(天引きされている所得額)である(p200)
・家族や親友といった強い絆は互いに持っている情報が似ているため、失業時等には役に立たない、過去の職場での出会い等の弱い絆がいざというときに役立つ(p203)
・出会いが少ないと、人生の展開や発展も少ない(p222)
2012年6月30日作成 -
2010.6.18 ダメ社会人なので読んでます(T_T)
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項目が挙げてあって解説を加えるもの。
さらっと読めます。 -
分かりやすく一つのルールにつき2ページで解説。最初の方は中々役に立つ。