- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756918765
感想・レビュー・書評
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図解でわかりやすい。
思考や行動別の観点に分かれている為、
納得度も高かった。
定期的に見て振り返るのにオススメ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『すぐやる人』というのは『優秀な人』とか、『能力がある人』だからという理由ではなくて、
『「すぐやることが結局一番ラク」ということを知っている人』だということが分かりました。
すぐやることのメリットを理解し、すぐやる人の“思考“となり、そこからすぐやるための“環境“(システム)を整えていくことで、誰でもすぐやる人になることができます。
僕自身も後回しにするクセが結構あったのですが、かなり考え方から改善されたように思います! -
自分で出来てる事、出来てない事、不足している事が把握できた。
暫くしたらもう一度読んで振り返りたい。 -
歴史は「現在の非常識」が「未来の常識」になってきたことの積み重ね
いつもこの類の本はさらっと読んであまり参考にしたりしなかったのですが、これは自然とノートに手が伸びて気になったワードをメモしていました! -
仕事で結果を出している人の思考・行動を学びたいと思い購入。
本書はすぐやる人、やらない人の思考、行動について紹介。
気になった項目
・すぐやる人は逆算的に考える
・まず行動してから熟考する
・アドバイスをしてもらったらすぐ試すなど
当たり前のようでできていない事が多い事に気づかされた。まずは動くということを心掛けて行動していきたい。 -
すぐやるためには、モチベーションが落ちないうちに手をつける。=ツァイガルニック効果=中途半端なもののほうが印象を持ちやすい。明日になるとモチベーションは落ちるので、その日のうちに少しでも手を付ける。
PDCAではなく、まずDo。
今日が人生最後の日だとしたら、今日の予定をやるか。
全身するための秘訣は、始めることだ。
PCDAではなく、DAPC。まず始めること。
Seaze the day=今日を捕まえろ=今を生きろ。
意志力を高めるより、誘惑そのものを遠ざけるほうが楽。
やるしかない環境に自分を置く。
図書館で勉強する=周りの環境を利用する。
小さなこと、楽な部分から始める。全部一度にやろうとしない。筋トレも、好きな部分だけ、と思って始める。
自分とアポを取る。翌週の時間割りを日曜の夜に作成する。その際に、緊急性が低いが重要性が高いものに時間を確保する。
リフレッシュさせる方法を決めておく。昼寝、グリーンエクササイズ=水や緑を感じる場所に行く
今やっていることを中断してでも、手をつける=ツァイガルニック効果。
「飛ぶためには抵抗がなければならない」=外部からは必ず反対にあう。周りの批判を成長の糧とする。
エピクテトス「神は人間に耳を2つ、口を1つ与えた。しゃべることの2倍多く聞け、ということだ。」
「選択のパラドックス」=多いと選べなくなってしまう。3種類の選択肢に予め絞る。
モノを持つことはそれだけでストレスになる。レス・イズ・モア。
期限は自分で決める=締め切りではなく、自分で再設定する=自己決定する=時間がありすぎるからやらなくなってしまう。時間がなければ今やらない、という選択肢がなくなる。
初対面の人には自分から自己開示する。
自分はできるのだ、と思える儀式を持つ。儀式をきっかけにする。
朝を大切にする。朝にジムに行く。
睡眠とは一日の終りではなく、次の日の始まりだ。寝るときから朝のリズムを整える。
マインドフルネス=呼吸を整える=15分呼吸に集中した瞑想を行う。
どうあるべきか、を考えて、するべきこと、しないことを決める=未来像を先に明確にする。
前の晩に次の日の準備をする。緊急度は低いが重要なこと、を次の日の予定に入れる。
寝ることは、翌日の始まり。朝ランでリセット。
サティスファイサーになる。マキシマイザーにならない。=満足できるレベルを決める。完璧を求めない。
やることではなく、やらないこと、を決める。
行動力の高い人の中に飛び込む。
アウトプットを意識してインプットする。小さなことでもアウトプットする。
記録する。記録をモチベーションにする。 -
もともと勉強もスポーツも自信がなかったのに、努力の結果ケンブリッジ大学に入学された著者が自分自身の経験から学んだ「すぐやる」行動力を引き出すコツの話。
~以下引用~
「すぐやる」というのは突き詰めると時間と行動の関係性の話。外部の刺激に反応した時間ではなく、自分の意思で行動し時間をコントロールするということ。まさに時間を制するものは人生を制す。
~感想~
仕事で評価されない原因の多くは、行動できていないこと。具体的にどんな行動すればいいか、といった点に悩みを持っている方は非常に参考になると思います。 -
他の「すぐやる」系の書籍との違いは、著者の心理学の知見を踏まえた説明がなされているところ。
「すぐやれない人」はこういった心理学的状況に陥っているからこういうアプローチをすれば良いよ、こういう心理学的テクニックを使うと良いよ、いうのが一般論として整理されている。
決してその人個人が悪くて「すぐやれない人」になっているわけではないことがわかる。
・学習性無力感
努力を重ねても望む結果を得られない状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなる状態。(「やっぱり自分はダメ人間だ」)
→ある程度スモールステップでこまめに達成感を感じるようなタスク割を検討する。
・ツァイガルニック効果
人間は達成できなかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。
→「やり残し感」を適度に残しておくと、次取りかかる時にスムーズに取り組める。
・現状維持バイアス
変化しないことが一番楽だと感じてしまうこと。
→周りの否定的な意見ですぐ諦めてしまう。
→飛ぶためには抵抗がなければならないよ。
・選択のパラドックス
選択肢の多さは無力感に繋がる。
→相手に選択肢を多く与えすぎると、相手がアクションを起こしてくれなくなるのて、選択肢は3つくらいに絞る。