人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣 (アスカビジネス)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 256
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756919311

作品紹介・あらすじ

人前で話すのが大の苦手。声や手が震えるのを抑えるのに必死で、アドリブ利かせるとかムリ。
そんな人に、いつだって堂々とプレゼンできて生き生き見える人の考え方や行動のしかた、「あがり」の克服法を教える。「性格だからしかたがない」と思っていた人に、単なるスキルだと納得してもらう。

感想・レビュー・書評

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  • さっと読めて、さっと終わります。
    「あがり」が克服できるかどうかは読み手次第ですが、もともと強い「あがり」を感じていた著者の言葉ですから、素直に試してみる気持ちになれるでしょう。
    達人が語る極意の本より、経験者が語るおだやかなヒント集の方を読みたい方におすすめです。

    結局のところは、どちらにも同じようなことが書いてあります。

  • あがり症は生まれつきではなく、意識や行動を変えると慣れる。真新しい情報はないが、できていないことがあるので実践していきたい。

  •  著者はあがり症を克服した「元あがり症によるあがり症のための協会『一般社団法人克服協会』の理事長。中1の時、国語の本読みで声が震えるのを自覚して以来、人前で声を出すのが怖くなります。高校を卒業後の市役所勤務では電話恐怖症に苦しむほどのあがり症。人前でしゃべることを逃げてきた著者が20分の研究発表をすることになり、退職を決意しつつ話し方講座で学んだところ、発表は成功。逃げずにやり遂げた爽快感と役所をやめなくて良かったという安堵感を感じ、この出来事をきっかけにあがり症を完全に克服。「緊張体質や話下手は生まれつきだから仕方ない」と決めつけ、何も努力してこなかった人生から、「ちょっとした心がけや習慣で改善できる」という考えに変わっていきました。

     その経験を織り交ぜて「人前であがる人」と「あがらない人」の違いを示しながら、あがらない方法を説明されています。
    知っている内容も多いのですが、著者本人の体験や、あがり症講座に来られる方の様子も併せて書かれているので、内容が入りやすいです。

     私自身、先月15~20人ほどの前で施設の説明をしなければならなくて、今まで緊張して失敗してきたことを克服するために頑張ったばかりでした。上手くはできなかったけれど自信がついた直後にたまたま図書館でこの本を見つけ、頑張れた部分とこれから何を課題にしていくかを確認するために読みました。
     この本を読むことで先月の施設の説明がなぜ失敗しなかったのかや、私が無意識にしていたあがり対策がわかったし、これからの課題を設定することができました。

     こういった題の本を買ったり図書館で借りるのは恥ずかしいですが、この本に出会えてよかったです。

  • スピーチやプレゼンであがらずに話すための方法がマインド面と技術面の両方から示されています。知識として役には立つと思いますが、やはり「話す」という行為に関わるものは読んで上手くできるようになるものではないだろうという限界も感じました。
    セミナーのアドバンテージが高い分野ではないでしょうか。

  • 本書の中で自分が既に実践できている要素が多くあり安心した。
    内容も易しく1時間半で読み終わった。
    ページの構成が一貫しているので詰まる事なく読むことができた。

  • 商談やスピーチであがり症で治したくで読んだ本。
    あがり症は病気でも特別な事でもなく、意識・考え方・向き合い方で改善できると感じた。

    緊張を隠そうとすればするほど、緊張の悩みから逃れられない。「緊張することを嫌い、それを隠そうとするから、より緊張する」ようになる。緊張を受け入れ、上手く付き合おうとすれば、あがらなくなる。
    要は、あがった時にどう向き合い、対処する努力をするか。

    特に下記4点は意識したいポイントと個人的に感じた。


    ・性格だからと諦めず上手くいく方法を考える
    ・背筋をの伸ばす 
    ・いつもハキハキ話す
    ・準備をする努力を惜しまない

  • 私自身もあがり症でこうしたら良いのではないかと色々自分で考えていた時に見つけた本です。

    こうかなと思っていたことが書いてあったり、逆に自分が知らないことが書いてあって納得したり、良い経験ができました。

    またあがり症視点とあがり症でない人の視点で書かれていてとてもわかりやすかったです。

  • あがり症は生まれつきではなく、変えることができるんだ!と思えてきた。

  • アドラー心理学に近いものを感じた

    ・空気を読まず、周囲の評価を気にせず、ありのままの自分で臨む
    ・あがらない人はいい加減
    ・あがらない人は早くから場馴れしておく1時間前

  • 一瞬で変わる特効薬はない
    スピーチは生もの、セリフまで暗記しない
    声に出して読む
    リハーサルに人を巻き込む
    他人のことだと思って、自分の動画をチェックする
    極意は人と話すことを楽しむこと

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著者プロフィール

鳥谷朝代(とりたに・あさよ)
一般社団法人あがり症克服協会代表理事。中学1年の国語の教科書読みで手と声が震え出したことであがりを自覚。名古屋市職員となった以降も症状は悪化。精神内科を受診し催眠療法を試みたものの効果はなく、役所を辞める覚悟をしていた頃に話し方講座と出会い、17年間のあがり症を克服。2004年「あがり症・話しベタさんのためのスピーチ塾®」を開校。メンタルだけでなく体から誰でも楽にあがりを改善する方法を確立し、アナウンサー、芸人、議員、弁護士、経営者から学生、主婦まで広く指導。克服へ導いた受講生は7万人を超える。2014年、全国初の元あがり症によるあがり症のための協会「一般社団法人あがり症克服協会」を発足、理事長に就任。全国各地のカルチャースクール、学校、団体で年間200回以上の講演活動を行い、テレビ出演も多数。著書に『12歳から始めるあがらない技術』(秀和システム)、『1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法』(大和書房)、『人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣 』(明日香出版社)などがある。

「2023年 『12歳から始める人見知りしない技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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