人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2017年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756919311
作品紹介・あらすじ
人前で話すのが大の苦手。声や手が震えるのを抑えるのに必死で、アドリブ利かせるとかムリ。
そんな人に、いつだって堂々とプレゼンできて生き生き見える人の考え方や行動のしかた、「あがり」の克服法を教える。「性格だからしかたがない」と思っていた人に、単なるスキルだと納得してもらう。
感想・レビュー・書評
-
さっと読めて、さっと終わります。
「あがり」が克服できるかどうかは読み手次第ですが、もともと強い「あがり」を感じていた著者の言葉ですから、素直に試してみる気持ちになれるでしょう。
達人が語る極意の本より、経験者が語るおだやかなヒント集の方を読みたい方におすすめです。
結局のところは、どちらにも同じようなことが書いてあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あがり症は生まれつきではなく、意識や行動を変えると慣れる。真新しい情報はないが、できていないことがあるので実践していきたい。
-
著者はあがり症を克服した「元あがり症によるあがり症のための協会『一般社団法人克服協会』の理事長。中1の時、国語の本読みで声が震えるのを自覚して以来、人前で声を出すのが怖くなります。高校を卒業後の市役所勤務では電話恐怖症に苦しむほどのあがり症。人前でしゃべることを逃げてきた著者が20分の研究発表をすることになり、退職を決意しつつ話し方講座で学んだところ、発表は成功。逃げずにやり遂げた爽快感と役所をやめなくて良かったという安堵感を感じ、この出来事をきっかけにあがり症を完全に克服。「緊張体質や話下手は生まれつきだから仕方ない」と決めつけ、何も努力してこなかった人生から、「ちょっとした心がけや習慣で改善できる」という考えに変わっていきました。
その経験を織り交ぜて「人前であがる人」と「あがらない人」の違いを示しながら、あがらない方法を説明されています。
知っている内容も多いのですが、著者本人の体験や、あがり症講座に来られる方の様子も併せて書かれているので、内容が入りやすいです。
私自身、先月15~20人ほどの前で施設の説明をしなければならなくて、今まで緊張して失敗してきたことを克服するために頑張ったばかりでした。上手くはできなかったけれど自信がついた直後にたまたま図書館でこの本を見つけ、頑張れた部分とこれから何を課題にしていくかを確認するために読みました。
この本を読むことで先月の施設の説明がなぜ失敗しなかったのかや、私が無意識にしていたあがり対策がわかったし、これからの課題を設定することができました。
こういった題の本を買ったり図書館で借りるのは恥ずかしいですが、この本に出会えてよかったです。 -
スピーチやプレゼンであがらずに話すための方法がマインド面と技術面の両方から示されています。知識として役には立つと思いますが、やはり「話す」という行為に関わるものは読んで上手くできるようになるものではないだろうという限界も感じました。
セミナーのアドバンテージが高い分野ではないでしょうか。 -
本書の中で自分が既に実践できている要素が多くあり安心した。
内容も易しく1時間半で読み終わった。
ページの構成が一貫しているので詰まる事なく読むことができた。 -
私自身もあがり症でこうしたら良いのではないかと色々自分で考えていた時に見つけた本です。
こうかなと思っていたことが書いてあったり、逆に自分が知らないことが書いてあって納得したり、良い経験ができました。
またあがり症視点とあがり症でない人の視点で書かれていてとてもわかりやすかったです。 -
あがり症は生まれつきではなく、変えることができるんだ!と思えてきた。
-
アドラー心理学に近いものを感じた
・空気を読まず、周囲の評価を気にせず、ありのままの自分で臨む
・あがらない人はいい加減
・あがらない人は早くから場馴れしておく1時間前