図解 身近にあふれる「化学」が3時間でわかる本 (アスカビジネス)
- 明日香出版社 (2020年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756920829
作品紹介・あらすじ
私たちの身のまわりには、「化学」があふれています。たとえば、汚れを落とす洗剤、お菓子などに含まれる甘味料、お酒や漬物、抗生物質や覚醒剤、遺伝子組換えやゲノム編集、CO2排出問題から放射能汚染問題まで……。
挙げていけばきりがないほど、私たちは化学の恩恵を受けた生活を送っているのです。
本書は前知識なしの読者でも読めるわかりやすい解説で、化学の不思議を解き明かす旅へとご案内します。
感想・レビュー・書評
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身近な事象を「化学」というレンズを通して
捉えることのできる本です。
なるほど、そうなんだと思える知識に出会えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
化学と日常のつながりが確認できた
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普段の生活で応用されているものから、原子力発電、シェールガス、水素燃料電池まで「化学」の視点でなるべくわかりやすく解説している。化学記号も使って物質の組成を詳しく説明しているが、試験用の教科書ではないのでその辺は飛びし読みすれば、3時間もかからずに読める(速読のコツ)。
「混ぜるな危険」の洗剤や、天ぷらを揚げる時の水分の爆発など、身近な生活の場にも潜む危険な化学反応についても言及があり、頭の片隅に入れておくと便利。10年ほど前にイカの天ぷらを揚げていて爆発し、怖い思いをしたことを思い出しながら読んだ。 -
私たちの身のまわりには「化学」があふれています。
たとえば、汚れを落とす洗剤、お菓子などに含まれる甘味料、お酒や漬物、抗生物質や覚醒剤、遺伝子組換えやゲノム編集、CO2排出問題から放射能汚染問題まで……。
挙げていけばきりがないほど、私たちは化学の恩恵を受けた生活を送っているのです。
そんな化学の不思議や仕組みを、前知識のない方でも読めるやさしい解説でひもときます。(出版社HPより)
◆◇工学分館の所蔵はこちら→
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=TT22153514 -
化学の読み物として書いたそうだが、決して手を抜かずにちゃんとグラフや構造式、化学反応式を載せている。また、周期表も目的が異なるからと言って2回載せるなど容赦がない。そのおかげで雑学程度ではない、ちゃんとした化学に触れることができる。