- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784756921000
感想・レビュー・書評
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古今東西、財政破綻が失敗国家の必須要素になる。貨幣を大量に発行して貨幣を流通させれば経済発展という昭和のナイーブな発想は罪深い。
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さわかみファンド創設者の2020年5月発行の本。今後の予測。【第一段階】コロナ禍で株価が大きく下がったところを買う。【第二段階】コロナ収束で景気が回復すると余剰マネーがバブル化。乱高下で下落したところを買う。【第三段階】金余りバブル。2年で崩壊。財政悪化で政府も打つ手なし。株価暴落と信用収縮で世界経済大荒れ。これが最後の買い場。行き着く先は金利上昇とインフレ。年金生活者は苦しむ。生活密着型優良企業の株価は急騰。異次元の金融緩和策の甘い汁を吸っていたゾンビ企業は経営破綻して市場から消える。
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始まったな しかし最後は株を買えって…^_^
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インフレになる。しっかりした株式を持とう。
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長期投資の教科書
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予想の当たり外れは別として、金融は実態がなくて好きになれない私にはとてもわかりやすく、同意できる考え方。エッセンシャルでかつ応援したい企業への長期投資が筆者の理念。バブルの仕組みや金融政策がうまくいっていない理由も言葉で書かれており理解できた。死に金=穴を埋める、生き金=新しい道をつくる。今まで節約=緊縮財政の方が良さそうと思っていたけど、使うことも大事。実生活への教訓。