ノイズに振り回されない情報活用力 (ASUKA BUSINESS)

著者 :
  • 明日香出版社
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本棚登録 : 133
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756921871

作品紹介・あらすじ

情報のあふれる時代において、
「自分に必要な情報の効果的な集め方(インプット)」から
「集めた情報の整理、使いこなすための方法(アウトプット)」まで解説し、
情報を活用するために必要なスキルが身につく一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 付箋ポイントはちょこちょこと。

    この本でも言われている、いわゆる「じぶん会議」の習慣は大事にしていきたいと思いました。

  • 情報量が以前に比べても格段に増えている中、ノイズに振り回されず情報を集め活用することについてまとめられた一冊。

    情報の活用をインプット、整理、アウトプットの3点に分け説明しているのが特徴で、個人的にアウトプットの説明が印象に残った。近々プレゼンを行うことになっているが、ここに書かれた話す際のポイントなど、意識して取り組みたい。

  • 「思考の整理術」を使った手法でコンサルタントとして活躍中の著者による、情報洪水の中でも本質をとらえ、成果を最大化するために情報を活用する方法を述べた一冊。
    1日に受け取る情報量は、平安時代の一生分と指摘しているとおり、情報過多の時代ですが、その大半はノイズであり、いかにフィルターをかけ、必要な情報にのみインプットしていくか、本書の本質はここにあります。冒頭で「誰でも実践できる実践書」を目指すと述べているとおり、特に難しい内容ではない気がします。そういう意味ではあまりテクニック的な内容は少ないのかなという印象。「意識の持ち方」を変えるが重要であり、どこに注意を向けるべきかを常に振り替えることで真の情報を入手できると解きます。
    個人的には、もう少し具体的な技術を知りたかったところですが、他の著書にも触れてみたいと思います。

    ▼「情報の豊かさは、注意の貧困をつくる」(ハーバード・サイモン)
    ▼現代人が1日に受け取る情報量は、平安時代の一生分であり江戸時代の1年分である
    ▼注意すべきインプットの「落とし穴」
    ①「どんな情報か」だけでなく「誰の情報か」も注視
    ②バイアスに囚われていないかを確認
    ▼注意すべき情報整理の「落とし穴」
    ①「事実」と「意見」をはき違えていないか?
    ②それは「相関関係?因果関係?」
    ③「だから何?」「それはなぜ?」まで考える

    <目次>
    第1章 ほとんどの情報はノイズである
    第2章 少ない労力でインプットする秘訣【インプット編】第3章 使える情報を選別する極意【整理編】
    第4章 最少の情報で最大限アウトプットする方法【アウトプット編】
    第5章 ノイズから逃げる技術

  • パレートの法則の応用で、本を読んでも8割はノイズ、2割が重要なことであるという考えが興味深かった。
    1冊の本を読んでも大半は内容を忘れてしまい、せいぜい3個くらいしか記憶に残らないなと普段から思っていたが、
    そもそも最初にインプットの目的や仮説を立て、その目的に沿うように読み、重要な情報を得られれば問題ないのだと気づかされた。

  • ノイズに振り回されない情報活用力
    著:鈴木 進介

    ビジネス社会においては、ノイズに振り回されずにインプット(情報の入力:読む・見る・聞く等)やアウトプット(情報の出力:話す・書く・動く等)をしなければ生き残ることさえ難しい時代に私たちは生きている。玉石混交の情報の中で、何がかちあるものなのかを「見極める力」は、この社会を生きていく上で必須のスキルと言っても過言ではない。

    あふれる情報の中から「本質」を見極める力、過酷な情報社会でサバイバルできる思考法が必須となる現状において、本書では、情報洪水に襲われても、ノイズに振り回されずに成果を出すための方法を以下の5章により紹介している。
    ①ほとんどの情報はノイズである
    ②少ない労力でインプットする秘訣
    ③使える情報を選別する極意
    ④最小の情報え最大限アウトプットする方法
    ⑤ノイズから逃げる技術

    情報活用の3ステップである ①インプット②整理③アウトプット
    気付けば、自分自身②整理の部分がないがしろになっていた。本書では3ステップについては並列的にその大切さを説明しているものの、なかなかその目的と重要性を理解できずに流していた。

    目的とゴールを見据え、仮説とあたりを付けながら、インプットを行い、それに準じたアウトプットを行うという直結型のようにしていたものの、確かに「整理」はインプット・アウトプットを行う際の緩衝プロセスとしてどちらの質の向上もそれによって大きく変わることは確かなことである。

    インプットとアウトプットに重きを置いて書かれた書物は多いものの間の「整理」を丁寧に説明されている書物は少ない。「情報整理のプロ」である著者が経験から記した本書は、自分の中で抜け落ちていた大きな重要な部分をしっかりと埋めてくれた。

  • 本書は、情報のインプット・整理・アウトプットを
    如何にしてノイズを排除し行うかを解説したもの。
    いくらたくさんの情報を集めても、
    有用な情報が不要な情報の渦に紛れてしまってはNG。
    情報をアウトプットしたとしても、
    相手にとって不要な情報だらけでは意味がない。
    そのための手法が解説されています。
    情報活用の基本のキをおさえられます。

    一度読み終わった後、時々各章の終わりの言葉だけでも読み返すと
    ポイントをおさえた復習ができると思います。

  • 3行メモ
    ・基本的に情報の8割はノイズ、まずノイズを捨てることから始める
    ・目的と仮説をもって情報を集める
    ・Googleアラート使う
    ・インプットと同時にアウトプットする場を決めておく
    ・要点は3つに絞る

  • 価値のない情報=ノイズを遠ざける必要あり。
    大半はノイズ ノイズに時間使われない情報取得方法は時間をかけないで調べる 有用情報はどんなものか想像しながら仮説立てながら調べる 検索は1ワード検索しない(notキーワード=マイナス半角+除外内容、又は3つのキーワード入力で絞って検索)

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著者プロフィール

思考の整理家。
1974年生まれ。株式会社コンパス代表取締役。人材育成トレーナーや経営コンサルタントとして活動中。
25歳で起業し、ライバルに知能・経歴では負けてもアドバイスの”わかりやすさ”で勝負すべく、“誰でも簡単に実践できる”思考の整理術を研究。独自の思考の整理術を駆使して上場企業を中心にクライアントを獲得。支援した企業は100社以上、研修や講演の講師として年間100日以上の登壇実績を持つ。
「思考の整理術」に関する講演・セミナー・研修を過去に全国で1万人に実施。年商が10倍になる企業や上場準備に入った企業経営者、転職・起業する受講生などが続出。「頭が整理されれば問題の9割が解決する」が持論。

「2022年 『ノイズに振り回されない情報活用力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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