時短の一流、二流、三流 (ASUKA BUSINESS 2307-3)

著者 :
  • 明日香出版社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784756923073

感想・レビュー・書評

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  • 三流は〇〇
    二流は〇〇
    では一流は?
    と言う形式で全て進んでいくので、
    一流は何するだろう?
    と考えながら答え合わせをするつもりで読み進めることができた。


    私の予想と外れていた一流の答え

    一流は
    影響力緊急度を優先する
    仕組み化の準備をする
    pcアプリの立ち上げ→タスクバーからショートカットで起動(Windowsキー+数字)
    明るい感情が伝わる文章を書く(相手と感情を共有できる)
    自分のやる気を育てる
    不安があるからこそ行動する

  • 同著者の書籍を読んでいる人にとっては、似たような話も多いかなと思います。

    個人的には、それでも「あっ」と思う気付きが得られたので、その評価にて。

  • サ行(そうだね、さらに、そもそも、素敵だね、素晴らしい)で話し始める、Windows+Qのショートカットキーで検索する、が参考になった。

  • ・頷き方、クビでうなずく。

  • 時短とは、重要なタスクに時間を割き成果を最大化することである。その為には、①やるべき事とやらない事の基準を明確にすること、なるべく②他者に自働で動いてもらう様にすることが必要である。他者に自働してもらうためには、各タスクに必要な事を誰がやっても同じレベルになる様に仕組化してしまうことだ。
    また機械的な仕組みだけでは人は動かないので、併せてコーチング技術、メンタルコントロール技術も必要である。

  • ・感想
    こっしーさん本ほんと好きです。
    時短というよりはこの活動指針を徹底できるメンバーを増やしていきたいと思いました。

    ・Todo
    やるべきことは影響力と緊急度で決める。
    大事なのは影響力
    ★どんなメールも即レスする。
    ★会議の最後に参加者にアクションを促す。
     そして責任を持ち、一緒にフォローも入る。
    ★週報は未来に向けての改善アクションをメインに書く。
    ★情報の背後にある意味やトレンドを理解し自社の動きに活用する。
    ★状況報告はそこからのストーリーや原因、解決策と今後の動きを盛り込む。
    ★★メールで依頼する際には冒頭にメリットを盛り込む。
    ★★★回答そのものを教えるのではなく解答の出し方を教える。

  •  
    ── 越川 慎司《時短の一流、二流、三流 20240117 明日香出版社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4756923070
     
    …… 部下のやる気を高める「声かけとは…三流は「最近どう?、二流は
    「調子どう?、一流が選ぶ「意外な言葉 越川 慎司 によるストーリー •
     
     Koshikawa, Sinji 19‥‥‥ ‥‥ /
     21 時間。この記事では チームTISI 急落しています
     
     部下のやる気を高めるためにはどんな声かけをするべきか。クロスリ
    バー代表の越川慎司さんは「多くの上司が『最近どう?』という声かけ
    をしているが、調査によるとむしろモチベーションを下げてしまう。
    『調子どう?』という声かけも悪くないが、一流のビジネスマンはさら
    に踏み込んだ声かけをしている」という――。(第5回)
     
    ※本稿は、越川 慎司《時短の一流、二流、三流 ASUKA BUSINESS 2307-3》
    の一部を再編集したものです。
     
    「1on1」の業務報告は部下のモチベーションを下げる
     1on1の時間は、多くのマネージャーとリーダーにとって、「時間がか
    かるけど重要なコミュニケーション手段」ととらえられがちです。しか
    し、本当に効果的な1on1の進め方、そしてその「時短」について考えた
    ことはありますか? 本稿では、1on1の際にありがちな失敗と、その解
    決策をご紹介します。
     1on1の際に、一方的に話すリーダーがいます。しかし、管理職が新人
    との1on1で、ほとんど自分が話して終わってしまっては、新人には何も
    伝わりません。具体的な指示、プロジェクトの方針などを伝えても、新
    人はただ聞くばかりで当事者意識を持てません。管理職は「しっかりと
    伝えた」と安堵(あんど)するかもしれませんが、新人は自分の声が届か
    ないと感じ、徐々にモチベーションを失っていきます。
     
    「自分が話す時間と聞く時間はほぼ半々」というバランスを保つ人もい
    ます。あるリーダーは若手メンバーとの1on1で、自分も話しつつ、相手
    にも話をさせようと心がけていました。ただし、リーダーが話す内容は、
    主に業績やKPIに関することがほとんどです。メンバー個人の成長や問
    題点にはあまり触れなければ、個々の成長が見込めません。
     
     218社6785名を対象にした調査により、1on1で業務報告だけをすると、
    メンバーのモチベーションが大幅に下がることが分かっています(*1)。
     
    (*1)クロスリバー社調査 202105‥-202303‥
     
      部下に7割話させた方が時短になる
    一流は、相手に話す主導権を与えます。会話の7割は、部下や後輩に譲
    るのです。相手が話している間は、高い集中力で相手の言葉をしっかり
    とキャッチし、短い質問や確認で会話を深めていきます。このプロセス
    を通じて、リーダーはメンバーや後輩が持つ問題意識や思考パターン、
    そして感情まで理解することができます。
      特筆すべきことは、相手に7割話をさせた方が、時短につながるとい
    うことです。部下や後輩自身が自分で考え、自分で話すことで、内省を
    促し課題が明らかになります。そしてその課題に対する解決策も、部下
    や後輩が自ら考え実行することが多くなるのです。こうして自律型メン
    バーが増えていけば、自走するチームとなります。
     
     詳細な指示や細かいチェックを行わなくても、メンバーたちが自発的
    に行動実験を繰り返し、成功に近づいていくため、管理負荷が減るので
    す。その結果、リーダーは具体的な行動計画を練る時間を大幅に短縮で
    きます。この方法は、1on1だけでなく、普段の会話でももちろん有効で
    す。相手に話をしてもらうことで、部下や後輩の成長、組織の効率向上、
    そして上司・リーダー自身の管理能力を高めることができます。
     
     一流は、相手に7割話をさせて、内省を促す
     
     自分で考え自分で行動するチームを作れば管理負荷が減る
     
    「最近どう?」と聞くのはNG
    気軽なコミュニケーションにおいても、言葉選び一つで、部下や後輩の
    モチベーションは変わります。ただ、部下や後輩のモチベーションを上
    げるのは容易ではありません。よかれと思ってかけた言葉でガッカリさ
    せてしまうこともあります。
     
     また、パワハラと言われないように、上司側が気を遣いすぎて会話が
    減ることもあります。どうしたら、双方が気持ちよくなるコミュニケー
    ションを取ることができるのでしょうか。
     
    「最近どう?」、この言葉は日常的に多く使われる一方で、実は効率の
    悪い声かけであることが1.9万人の調査結果で明らかになりました。こ
    の声かけで、部下のモチベーションが下がってしまうのです。また、こ
    れだけでは部下や後輩の具体的な状態はまったく分かりません。例えば、
    プロジェクトが破綻寸前であるとしたら、この質問に対する答えは改善
    にはつながらないでしょう。
     
    systemserver.co.jp/itDep/index.html
    【うちのIT部長】月々5000円~ 中小企業様向け:IT総合サポート -
    株式会社システムサーバー PR
     相手の体調に気遣って「調子はどう?」と声をかけることは多いでし
    ょう。部下や後輩が、自分の状態について考えるきっかけを与えられる
    かもしれません。しかし、まだまだ表面的な情報しか得られない可能性
    が高いです。
     
     一流は「具体的な感謝」を伝える
     一流は、「先週水曜はサポートしてくれてありがとう」と声をかけま
    す。このように、具体的な日時と出来事に言及するのです。この方法は
    非常に効率的であり、部下や後輩も具体的な状況や行動に対するフィー
    ドバックが得られるため、次に何をすればよいのか、どのように改善す
    ればよいのかが明確になります。
     
     この一言はただの感謝の言葉ではありません。それは一つの短いフレ
    ーズで多くの情報を伝え、状況を確認し、そして最も重要なのは、相手
    に対する評価と感謝を行っていることです。日常的にこのようなコミュ
    ニケーションを繰り返すことで、部下や後輩との信頼関係を築き上げる
    ことができます。
     
     信頼関係を築くことができれば、それがさらなる時短につながります。
    信頼された部下や後輩は自分から積極的に行動し、リーダーが求める結
    果をより早く、より高い水準で達成するからです。一流のリーダーが
    「時短」に成功しているのは、その優れたコミュニケーション能力と深
    い洞察力に起因します。自分のことばかり考えず、相手に興味関心を持
    って接していれば、不要な声かけはなくなります。
     
     相手のどういった点を具体的に褒めるべきかを明確にしてから、対話
    をしてみてください。具体的な「ありがとう」によって、良好な関係を
    築いて共創パートナーとして課題を解決していくことができます。ぜひ
    明日から具体的な感謝で会話を始めてみてください。
     
     一流は、具体的な感謝を伝える
     すべてのコミュニケーションは相手に興味関心を持つことからスター
    トする
     
    「ダ行」をよく使う人は非効率
     
     実は、話す言葉を変えるだけで、時短を叶えることができます。
     
     我々クロスリバーでは、39社のクライアント企業に協力してもらい、
    2.1万人の発言の履歴を調査・分析しました。会議室にカメラを置いて
    録画したり、オンライン会議の録画データ2.8万時間を解析したり、メー
    ルやチャットの文章を解析したりと、あらゆる情報を人間の力とAIを使っ
    て分析しました。
     
     ダ行に多い「だけど」「でも」「どうしても」といった否定語ばかり
    使っていると、議論が進まなかったり、ときには人の反感を買ってしまっ
    たりして、物事がうまく進みません。「お疲れ様です」、「ありがとう」
    、「いつも」といった言葉で話を始めるのが一般的でしょう。2.1万人
    の調査でも、こうした「ア行」で話し始める人が多かったです。
     
     こういった、礼儀としての「お疲れ様」や「ありがとう」はもちろん
    重要です。しかし、残念ながらそれだけでは圧倒的な成果を残すことは
    できません。
     
     605社を調査すると、タスクの7割以上が同僚からの協力が必要である
    ことが分かりました。限られた時間で突出した成果を出すためには、挨
    拶以上の何かをしないと他人を気持ちよく巻き込むことができません。
     
     一流は「サ行」を使う
     一流の人が、話し始めによく使うのは「サ行」です。具体的には、
    「そうだね、さらに、そもそも、素敵だね、素晴らしい」といった言葉
    です。サ行で始まる言葉は、多くの場合深みを持っています。
     
     例えば、「そもそも、このプロジェクトの目的は何でしょう?」と問
    いかけることで、会議の全体像を見つめ直すいいきっかけを作ることが
    できます。実際、評価上位のリーダーが仕切る社内会議では、前半に
    「そもそも」という発言が入る確率が他のリーダーより高いです。また、
    アイディア出しの会議、いわゆるブレーンストーミングでは、「さらに」
    が使われるといい案が出やすいことが分かりました。
     
     18社で行われた新規商品に関するブレーンストーミングを記録し分析
    すると、のちにヒットする商品の企画は、誰かの「乗っかりアイディア」
    であることが多いことに気づきました。「これまでの半分の大きさに……
    」というアイディアに乗っかって、「さらに小さくして一口で食べられ
    るようにしてもいいのでは」と発言したものが具現化されてヒット商品
    になったという感じです。
     
     最初のひと言は「そうだね」で始めるべき
     
     試しに218社で、課題解決会議の前半では「そもそも」を使い、ブレ
    ーンストーミングでは「さらに」を使うのがいいとアドバイスしたとこ
    ろ、実際に発言した人の71%が何かしらの効果があったと答えました。
    「そうだね」で始める会話は、相手の意見や感情に対する共感を示す素
    晴らしい手法です。これによって相手は自分が理解されていると感じ、
    心を開きます。
     
    「そうだね」は意見を出してくれてありがとうという意味の反応であり、
    それを採用するかどうかは別と考えるのが一流です。「そうだね」でま
    ず反応して、その後に評価軸を決めて決断するのです。「そうだね」の
    ファーストリアクションによって、結果的に多くの意見を引き出すこと
    ができます。
     
     言葉はただのツールではありません。一言目の印象が、その後に与え
    る影響は計り知れないほど大きいのです。
     
     一流は、サ行で話し始める
     
     相手のことを考えて、協力を得るための言葉を選ぶ
     
     越川 慎司 Koshikawa, Shinji 19‥‥‥ /株式会社クロスリバー代表
    /元マイクロソフト役員。国内および外資系通信会社に勤務し、2005年
    に米マイクロソフト本社に入社。2017 クロスリバーを設立、メンバー
    全員が週休3日・完全リモートワーク・複業を実践、800社以上の働き方
    改革の実行支援やオンライン研修を提供。オンライン講座は約6万人が
    受講し、満足度は98%を超える。
     
     著書に《AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣 20‥‥‥ 》、
    《AI分析でわかったトップ5%社員の習慣 20‥‥‥ ディスカヴァー・
    トゥエンティワン》、近著に《29歳の教科書 20‥‥‥ プレジデント社》
    https://www.msn.com/ja-jp/money/career/%E9%83%A8%E4%B8%8B%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8B%E6%B0%97%E3%82%92%E9%AB%98%E3%82%81%E3%82%8B-%E5%A3%B0%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%81%A8%E3%81%AF-%E4%B8%89%E6%B5%81%E3%81%AF-%E6%9C%80%E8%BF%91%E3%81%A9%E3%81%86-%E4%BA%8C%E6%B5%81%E3%81%AF-%E8%AA%BF%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%81%86-%E4%B8%80%E6%B5%81%E3%81%8C%E9%81%B8%E3%81%B6-%E6%84%8F%E5%A4%96%E3%81%AA%E8%A8%80%E8%91%89/ar-BB1iKlUa?ocid=msedgdhp&pc=ENTPSP&cvid=33c094d3535540a9ab0d201af13a9404&ei=13
     
    (20240224)

  • 今までと同じやり方で同じ量を一人でできるだけ早くやるのではなく、
    一流は成し遂げるゴールに向かって、やり方から見直して、いかに成果を出し続けるか持続可能なやり方を、小さな行動実験を繰り返して仕組化していく

    ・音声入力を使ってみる
    ・手書きのメモ
    ・Windows+Qボタンを活用

  • トップ5%社員の仕事術シリーズを書いている越川さんの新刊です。
    越川さんの時短シリーズを他にも2冊、トップ5%シリーズ
    も3冊読んで、なんとなく分かって来たつもりだったのが、
    実際の一般社員と一流社員でどう違うのかがよく分かる
    一冊でした!
    内容を一言で言うと「効率よりも効果を重視」。
    意味の無い事を早くやるのではなく、意味のある事に集中する。
    若しくは効果が残りやすいように変える。

    著者も後書きで、「時短は手段。もう、時短を目指すのは
    やめませんか」と書いていますが、この本はまさに効果を
    上げて、結果時短に繋げる為の具体的な考え方やポイントが
    列挙・解説されている本です。
    1度に全てを出来ませんが、毎週やる事(併せてやめる事も)
    1-2個決めて、実践してみたいと思います。

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著者プロフィール

株式会社クロスリバー代表取締役CEO/アグリゲーター。国内通信および外資系通信会社に勤務後、ITベンチャーの起業を経て、2005年にマイクロソフトに入社。業務執行役員としてPowerPoint・Excelなどの事業責任者を歴任。2017年に働き方改革を支援する株式会社クロスリバーを起業。メンバー全員が週休3日・週30時間労働を継続。延べ800社以上に、ムダな時間を削減し、社員の働きがいを上げながら“自分の時間”を増やしていく「働き方改革」の実行を支援。『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』『AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?』(アスコム)など著書は22冊。声メディアVoicy『トップ5%社員の習慣ラジオ』パーソナリティ。

「2023年 『AI分析でわかった成功法則が2時間で身につく! 仕事ができる人の時間術 見るだけノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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