ネットは新聞を殺すのか-変貌するマスメディア

著者 : 国際社会経済研究所 青木日照 湯川鶴章

• NTT出版 (2003年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

「2ちゃんねる」「ウェブログ」-ネット上で生まれた新たな草の根ジャーナリズムは既存のマスメディアをどう変えていくのか?メディアの最前線からの緊急報告。

感想・レビュー・書評

[watarut1984さんの感想 · 2021年6月27日]

2021/06/27

[コロちゃんさんの感想 · 2013年5月7日]

　「変貌するマスメディア」の現状と今後の方向性を知ってみたくて本書を手にとってみたが、本書の視点はちょっと違うのではないのかとの思いを持った。
　「変貌するジャーナリズム」においては、現状の一部を切り取っているだけで、事業の全容が見えた気がしない。
　「変貌する新聞事業」では、事業構造の深い考察があるわけではなく、一部の視点からの考察にとどまっているように思える。
　「新聞の将来に影響を与える技術動向」でも、新しい技術がどのような影響をもたらすのかが、全く見えなかった。
　「若者の新聞離れ」はよく聞くし、「情報の発信」というネットの双方向性については既によく知られていることだが、本書の読後に「新聞業界とネットの今後の世界」の全体像が見えてきたようには思えなかった。
　「ネット」の影響で、新聞が事業の存亡を賭けた大きな影響を受けるだろうことは容易に想像がつくが、本書はその現状と将来を的確に指摘しているようには思えない。
　本書は、残念な書であると思う。

[satogenjinさんの感想 · 2010年5月29日]

ちょっと、古すぎました。

[yuiさんの感想 · 2006年10月20日]

新聞の必要性、ブログ・メルマガの普及について。メディアの在り方とはetc.

[ジャーナリズム研究会さんの感想 · 2005年4月19日]

新聞業界の今と未来を説いた本です。インターネットの広告についても詳しく述べられています。近々第二弾が刊行予定。