コミュニケーションするロボットは創れるか―記号創発システムへの構成論的アプローチ (叢書コムニス13) (叢書コムニス 13)

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  • NTT出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757102835

作品紹介・あらすじ

新たなアプローチで、人間知能の本質に迫る。ロボットを人間に近づけていく探求から、これまでなかったコミュニケーション理解の地平を開く。

感想・レビュー・書評

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  • シェマシステムについて詳しく解説。わかりやすくさすが。豊富な参考文献が役に立ちそう。構成論的アプローチというものの定義が理解できた。シェマを2種類に分割する理由はよくわからなかったが、構成論的ににはアリなのかも。「コミュニケーション」に必要な共通理解がどのように形成されているのかについては結構説明できている感じがしたが、数学や物理などの、理論的・現実的な絶対的な真理とはどのように整合が取れていくのか興味がある。物理量の創発的な側面とからんだりしないだろうか。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784757102835

  • 星の数は自画自賛なわけですがwww

    是非みなさんに読んで欲しいです


    記号創発システム論を拓く一冊

  • ロボットの知能を作るには,問題を記号接地問題として捉えるだけでは不十分である.
    ロボット固有の身体から得られる「主観」をどうロボット内で構成していくか考えるのが重要なのではないか,という内容.
    まだ途中までしか読めてないのでちゃんと読みきりたい.

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著者プロフィール

立命館大学情報理工学部教授。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門分野は人工知能、創発システム、コミュニケーション場のメカニズムデザイン、記号創発ロボティクス。
著書に『ビブリオバトル――本を知り人を知る書評ゲーム』(文藝春秋、2013年)、『記号創発ロボティクス――知能のメカニズム入門』(講談社、2014年)、『賀茂川コミュニケーション塾――ビブリオバトルから人工知能まで』(世界思想社、2019年)『心を知るための人工知能――認知科学としての記号創発ロボティックス』(共立出版、2020年) などがある。

「2021年 『コミュニケーション場のメカニズムデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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