暮らしのイギリス史―王侯から庶民まで

  • NTT出版
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757142923

作品紹介・あらすじ

起きてから寝るまで、生まれてから死ぬまで、人々はどのような日常を送っていたのか。中世から現代にいたる変遷を描く優雅でユーモラスなイギリス生活史。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で見て、前に読んだかなと検索したけれど記録になかったので借りてきた。さて。

  • 歴史

  • 昔の王様はどんなベッドで寝てたのかな。
    昔の人はどんなお風呂に入ってたのかな?
    ふと疑問に思ってもなかなか教科書や歴史の本が教えてくれないことを教えてくれます。
    イギリス史なので、当然イギリス中心なのですがヨーロッパの各国のお話もちらほら出てきて、西洋各国はお互いがお互いに影響を及ぼしていたということも改めて気づかせてくれます。
    著者の皮肉なユーモアも楽しいです。

  • 広範な話題を扱っているので、一つ一つに関してはやや掘り下げが少ない。あと、イギリスの年代がわかりづらい。いきなりチューダー朝て言われても

  • 英国の様々な生活シーンに関する歴史的な蘊蓄がたっぷりと詰まっている。へ~。ほ~。なるほど~。となること請け合い。

  • なんでしょうか、この面白さは。
    部屋ごとアイテムごとにまとめ、うまく整理されている。ちょうど読んだばかりの「黄昏の彼女たち」に出て来たコインを入れると動く「ペニー式メーター」が出て来て、サラ・ウォーターズのリサーチにも感心する。
    「おだまり、ローズ」のレディアスターも出てくる。

  •  中世を扱った本やドラマを見ると今ではナゼ?と思うことやどうなってるの?が幾つもあるけれど、この本を読んでへぇ、なるほどと目から鱗が沢山あり楽しめた。 妊娠を一種の病気とみなした時代があったり、ナイトキャップは空気感染すると信じられていた病気から頭部を守るため被っていたり…! 時代の変遷によって考えや習慣が変わっていくのも興味深い。

  • イギリスの暮らし、について寝室から浴室、居間、台所まで。昔お風呂はどうしてたの?トイレは?セックスは?食品の貯蔵は?etc,etc……
    すごいボリュームです。口絵で写真もいくつかありつつ。これをネタに展覧会でもできそうな。

  • 第1章 ベッドの歴史
    第2章 出産
    第3章 授乳
    第4章 下着
    第5章 クロゼット
    第6章 病気
    第7章 セックス
    第8章 妊娠
    第9章 性癖
    第10章 性病
    第11章 夜着
    第12章 国王の寝室
    第13章 睡眠
    第14章 暗殺
    第15章 浴室の衰退
    第16章 入浴復活
    第17章 浴室誕生
    第18章 歯磨き
    第19章 整髪
    第20章 化粧
    第21章 便所
    第22章 水洗便所
    第23章 落し紙
    第24章 月経
    第25章 寛ぎ
    第26章 過剰装飾
    第27章 暖房と照明
    第28章 召使
    第29章 掃除
    第30章 儀礼
    第31章 歓待
    第32章 恋愛
    第33章 葬儀

  • 富山太佳夫評
    カルチュラル・スタディーズの書

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著者プロフィール

王宮を管理するヒストリック・ロイヤル・パレスの主席学芸員。著書に『暮らしのイギリス史』(NTT出版)などがある。

「2015年 『イギリス風殺人事件の愉しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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