絶望から立ち直る方法を教えてください: ダライ・ラマ、デズモンド・ツツ、ベティ・ウィリアムズから、もらった言葉

著者 : ダライラマ14世

制作 : 広島国際平和会議2006議事録編集委員会 

• アスペクト (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[springleafさんの感想 · 2017年6月17日]

広島国際平和会議のDVD見た後なので、本の奥行きも感じられた。

なんの予備知識のない人も読んでみると心が軽くなると思う。当たり前のようなことも、様々な経験をされた人の言葉を通すと重みと訴えかける力を持ってくる。

[そららさんの感想 · 2012年11月17日]

ダライラマをはじめとする三人の宗教者がヒロシマの平和会議を通じて、世界に、そして私たち日本に投げ掛けるシンプルなメッセージ。

平和は実現できるというポジティブな考え方。

読みながら、自分の本当にやるべきことは何かということが見えてきたような気がした。

[utano.さんの感想 · 2012年9月20日]

愛が大きすぎて実務家の私にはいまいちガツンと来ない。だが、心の底を流れる川には似た精神が息づいているはず。はず・・・

[ふみさんの感想 · 2008年5月22日]

ノーベル平和賞受賞者３人が、市民主催の広島国際平和会議にて語った内容を再構成。５４の問いに対する５６の言葉とその他の発言が収められています。
回答といっても、導きやヒントのような言葉も多く、それ故に自分自身でその意味を考えることになります。たぶんそれがとても大事なことなのでしょう。
多様な文化や価値観・宗教が交錯する現代において、一度は感じる疑問とその回答も多くあり、目から鱗が落ちる思いもしました。
日本人にありがちな『無関心』。それが人としてどれほどの恥であるか、その意味を噛み締めます。
本棚に置いて、時々手に取り、読み返したい本。