「定年うつ」が危ない!

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757215122

作品紹介・あらすじ

定年後に起こり得るさまざまな問題から引き起こされる「うつ」に焦点を絞り最先端の立場から解説。アラウンド定年を機に、新たな夫婦関係をお互いに考え、築きなおすための処方箋。

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の定年半年後に自殺未遂をした大手銀行頭取の話が衝撃的。定年前後の厄介者の心理を理解する目的で読んだのだが、中身は夫婦関係の修復法だった。
    定年クライシスも人それぞれで、逃げ切り型、有終の美型、ジタバタ型、恥のかき捨て型等々色々あるので、相手がどういうタイプなのか見極めて、対応する必要があるのかなと。
    いずれにしても厄介者ではあるので可能な限り関わらないのが無難ではあるが。

  • パートナーをうつにさせない、うつから救う本。

    夫婦ふたりで定年後をエンジョイするつもりが、そこに落とし穴……うつ病。夫婦関係、自分の生き方を見つめ、定年後の人生を健やかに生きていくための処方箋。

    アラウンド定年は、夫婦関係を模索する時期。

    自分のパートナーが、ある日突然、うつ病になる可能性はじゅうぶんあります。そのとき、どうすればいいかという心構えをしておくことはとても大切です。うつ病の発見は早ければ早いほど予後がよく、そして実は、予防となるかなり効果的な方法も現在ではわかってきています。

    これまで考えられてきた以上に長い定年後の人生を、夫婦ふたりで支え合って充実した人生を送るためにも、パートナーがうつにならないための心がけはいつ始めても早すぎるということはありません。

  • オトーさんのための生活指南本。女性的な視点で書かれていますが、著者は男性でした。図書館予約数は1(09/09/05現在)です。

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著者プロフィール

"精神科医、医学博士。うつや不安、依存などに多くの治療経験をもつ。英国家族療法の我が国初の公認指導者資格取得など、薬だけではない最先端のエビデンス精神療法家としても活躍。近年はトラウマから高血圧にまで効く“感情日記”提唱者としても知られる。早い時期から食と栄養、読書、運動等の代替医療効果を提唱し、自ら臨床実践してきた。複雑なこころの治療では、“ハンマーを持つと、すべてが釘に見える”一流の専門家より、多彩な“道具”を持つ「二流のオールラウンダーこそ名医」がモットー。
著書に『日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる「感情日記」のつけ方』(CCCメディアハウス)、『家族をうつから救う本』『薬を使わずに「うつ」を治す本』、『世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ』(河出書房新社)、『きっと、心はラクになる』(かんき出版)、『ネガティブのすすめ』(あさ出版)、『「脳の炎症」を防げば、うつは治せる』(永岡書店)など多数。 "

「2021年 『8050 親の「傾聴」が子どもを救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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