起きてから寝るまで表現550 海外旅行編 CDブック版

制作 : ACTIVE ENGLISH編集部 

• アルク (2000年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、英語の「ひとりごと」の中でも、海外旅行に出かけたときに必要なものを集めてみた。楽しい旅行をよりいっそう有益なものにするためにも、毎日、自分の行動や感情を少しずつ英語で表現できるようにしてみよう。本書はそのためのガイドブックである。

感想・レビュー・書評

[henahena1さんの感想 · 2011年5月11日]

　家を出て空港に向かうところから、機内、入国、ホテル、街歩き、食事、買い物、帰国といった、海外旅行の場面ごとにまとめた「つぶやき」表現集。「すっごいにおいだ。食欲がなくなっちゃうよ」とか、「荷物を棚に上げる」などといった、ひとりごとや自分自身の行動をどのように英語で言うのかをまとめたもので、応用することで、旅行会話にも使える。
　CDブックとして出たのは2000年だが、そもそも初版が発行されたのは1990年のことで、今から20年以上も前になる。なので、なんかバブルを感じさせるような古さが目についてしまう。「飛行機に乗るのは何度めですか」とか、「この国はポルノが解禁されてるな、よしよし」とか、ちょっと感覚がずれてる文がある。また、カタコトしか話せない日本人が使うにはちょっと表現がくだけすぎていて、かえって不自然じゃないかと思うような表現もあるので、使うなら考えてから使うべきだと思う。身の回りのことを何でも英語にしようとする発想は良いと思うが、できれば改訂されたものの方がいいんじゃないかと思う。（11/05）