英語多読 すべての悩みは量が解決する!

著者 :
制作 : NPO多言語多読 
  • アルク
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757430785

感想・レビュー・書評

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  • 英語多読をやっているのですが、最近の多読の進め方の本を読みたくて、2018年刊行の本書をチョイス。

    本書では、英語の絵本からスタートする"多読"やアニメやドラマなどの"多観"、英語でのアウトプットである"多書"、"多話"など、本を読むだけではないより幅広い"Tadoku"を推奨しています。
    YouTubeやいろいろなWebサイトで自分に合うコンテンツを見つけるための方法が紹介されているのがよかったです。
    気になるものがいくつかあるので、観てみよっと。

    第7章、第8章の多読をはじめたばかりの人や多読実践中の人に向けたQ&Aでは、ちょうど自分が抱いていた疑問への回答を得られてほくほく。
    多読を続けることによる効果を実感するときの「ピントが徐々に合ってくる感じ」「解像度が少しずつ上がる感じ」という表現にも納得。
    ああ、自分にも覚えがあるなぁ…とうれしくなりました。

    余談ですが、本書の中にたびたび出てくるHappy reading!という表現がすてき。

  • Amazonのプライムリーディングで読了。たくさんの良質な英文に触れることで英語力がアップするというもの。要点は、辞書をひかない、わからないところは飛ばす、合わなければ投げる(別のものにする)という3つで、文字も少ない絵本から始める。お薦めの教材(ほとんど無料)もリストアップされていて便利である。

    おそらく多読は、子どもが言葉を覚えるステップを擬似的に再現する方法なのではないかと想像する。時間を決めてやるというのも多読には合わないそうで、あくまでゆる〜く、週に1〜2回、隙間時間にちょろりと読む程度でもいいらしい。…ホント?

    私は仕事でちょくちょく英語を使うが、何年経っても上達した気がしない。ただ考えてみると英語を楽しむという発想はとんとなく、ビジネスなので間違えないことが先にくる。とりあえず、本書で紹介されていたOxford Owlに登録して英語の絵本を読むことから始めてみようかと思う。

  • 多読の基本を知るには、とても分かりやすい本だった。多読情報サイトの紹介もあり、そこから最新のものや関連情報も見ることができる。

    隙間時間でも良いし、しばらくお休みしても良いから、楽しむ事が大切!!ということが分かった。
    多読を始めてみて、また行き詰まった際には本書を読み直したい。

    多読三原則の中の『辞書は引かない』に関して、英英辞書は多いに使って良し、という文言にとても安心した。(p.253)
    性格上どうしても知りたい単語とか出てきそうなので。

  • 文句なしの星5!素晴らしい。
    ブックリストのお気に入りTOP3(自己啓発本編)にランクイン。

    この本を手に取ったきっかけは、現在勉強しているドイツ語や、今後新たに学ぶ言語で参考にしようと思ったから。また英語の本の読む頻度を上げられないか、といった考えもあった。

    多読(読書を「楽しむ」)を通して向上する言語能力の過程が細かく示されている。上達しないものは楽しめていない証拠。

    私も英語が母国語、というわけではないが、義務教育は全て海外。日本語と英語どちらの方が楽かと聞かれたら、「テーマによる」と答える。インターナショナル校である以上、英語で授業をするわけだから少しイレギュラーではあるが、結局この本の内容と全く同じ教育を受けていた。とても懐かしい気持ちになったと同時に、今までどうして自分が勉強した覚えがないのに話せるのか、やっとわかった気がする。

    この本の唯一の欠点は、大学生がレポートを提出したかのような、素人構成笑 最初はびっくりしたけど、内容が面白すぎて気にならなくなった。

    とにかく、以下に当てはまる人はぜひ読んでほしい:
    ・新しい言語を学びたい方
    ・すでに勉強している言語を伸ばしたい方
    ・スピーキングを伸ばしたい方
    ・リスニングを伸ばしたい方
    ・ライティングを伸ばしたい方
    ・リスニングを伸ばしたい方
    ・楽しく勉強したい方
    ・I love youしかわからない方

    要するに、日本語以外の言語を話したい方は、何も言わずにまず読んでみてください。

    「訳せないけどわかる。」
    「文法の説明はできないけど、文法はわかる。」

    どゆこと?
    答えは本を読んで確かめてください。

  • とにかく簡単な本をとにかく楽しくたくさん読みましょうって感じの楽しさ推しだったんだけど、私は古川昭夫さんの多読の本読んであったから読めたかな。
    データに裏付けされたやり方もわかった上でそうだよね楽しむって大事だよね、みたいな総合的な知識で読むならいいけど、ただ楽しみましょう!って結局根性論かよとか思ってしまうので、ある程度指標となる数字は必要なんだなー。

    そういうところが日本の英語学習者のダメと言われても、もう仕方がなくないですかというお気持ち。

    でも、映像は英語字幕を絶対に出さない、もし出すなら日本語字幕というのはなるほどなと思ったので今後は実践しよう。
    映像も音も聞き流しは結構集中して聞かないと意味ないし、そもそも何に興味あるかというところも重要な気がした。

    私は何なら飽きずに見れるかなー。ずっと多読は再開したいなと思っていたのでおすすめされていた無料読み放題サイトには登録してコツコツ進めていくぞ。

  • 第6章は多いに役立つ。たくさんの方に英語を楽しみながら身につけてほしい。

  • 英語の本を読む際、以前までは意味を理解しようと一文一文丁寧に読んでいました。
    この本を読んで、わからない箇所は気にせずにどんどん飛ばして読み進めていき、まずは英語に慣れることから始めていきたいと思った。

  • 多読ってなあに?
    英語、読めたらいいなあと思うけど、苦手…アレルギー…という人によいかも。

    少しテンション高めで、軽めに紹介されている。

    また、次のステップにすすみたい人や、読書以外の方法を模索している人へのヒントになるかな。

    私は英語の時間も頑張って、+多読がバランスとれていいのかなとは思う。

    自分は大人で、「成績」とか「勉強」とかでなく、趣味で取り組めてラッキーだよなと思った。えへへ。
    読みたい本がたくさんあって、洋書だけに時間をさけないのが悩みかな。
    まあ、のんびり行きます。

  • 1.TOEICのパート7の点数が伸び悩んでいるため、問題集を解く以外の勉強法を探している状態です。試しに読んでみようと思いました。

    2.多読の原則は、辞書を引かない、わからないところは飛ばす、無理だと思ったらやめてOK、という3原則から成り立っています。日本人はなぜ英語力が上がらないのか?という問題から始まります。
    結論として、英語に触れる量が少ないということです。中学~高校で触れる英語の量は文庫本約1冊程度です。そんな量では、英語力は上がりません。日本人が日本語で読書をするのと同じくらい、英語に触れる必要があるということです。そうすることで、読む力がつき、シャドーイングなどの別の訓練を行うことで、総合的な英語力がつくということです。

    3.点数のための勉強に飽きていたので、冗談半分でやってみようと思いました。TOEICでは、パート7以外は6割以上にもかからわず、パート7だけ4割台なので、致命的に読むことが足りないのだと痛感していました。楽しみながら英語力がつけば、最高だと思いますので、さっそくワンピース英語版を購入したいと思います。

  • 2022/03/21 読了(予定)

    詭弁がかなり多い。論理展開もなんだか怪しくて、教習所の○×問題を解いてる気分。
    もう少し科学的な情報や観点があればなぁなんて

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