ナイツ&マジック(1) (ヤングガンガンコミックス)

著者 : 天酒之瓢 加藤拓弐

制作 : 黒銀 

• スクウェア・エニックス (2016年9月24日発売)

感想・レビュー・書評

[いりあさんの感想 · 2018年10月14日]

雑誌「ヤングガンガン」に連載されている加藤拓弐の「ナイツ&マジック」の第1巻です。天酒之瓢の同名ラノベをコミカライズ。2017年にはアニメ化もされました。昨今増えてきた異世界転生作品ですが、良い意味で古き良き時代の魔法とロボットが融合した作品です。プログラミングと魔法理論やロボットについても色々と詳細な設定があり、ただの焼き直しではなく、きちんとアップデートされているのが素晴らしい。これはかなり熱い作品です。アニメ2期ってどうなってるのかな。ロボットはやっぱり動いてほしいな。

[yoshimitakaさんの感想 · 2017年9月29日]

オタってのは周り見えないもんだなぁ…。
可愛くなかったら普通にドン引きだぞ、エル君ｗ

1巻試し読みして、購入。
異世界転生無双ものはどうもなぁ…と思ってる派ですが、これはなかなかに面白かったので。

基本骨格は異世界ものの定番で、現代日本の知識・要素で異世界をブイブイ言わせる展開です。
どうもそういうのが好きになれないのですが…じゃあ何が良いのかと言えば、ひとえにキャラがいい。
特に主人公・エルのオタクさというか、「夢（妄想）が叶う！」と気づいた後の一途さ、迷いのなさには爽快ささえ感じます。

更にアクションが良く動く。構図も捻られているし、全く難しさがありません。ストレスフリー。

そんなこんなで中々に面白かった1巻。
難を言えば…異世界ロボットファンタジーなのに、ロボが出てこない（乗らない）ってとこですかねぇ…ｗ

著者プロフィール

「小説家になろう」に掲載していた『Knights & Magic』が人気を博し、『ナイツ＆マジック』と改題の上ヒーロー文庫（主婦の友社）より刊行し、書籍デビュー。同作はコミカライズ・アニメ化も進行中の大人気作となった。

「2017年 『ジャンキージャンクガンズ～鉄想機譚～ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」