地球の生活 (BEAM COMIX)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757739765

感想・レビュー・書評

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  • 山川直人氏の作品『地球の生活(2008)』を読了。

  • 売る前準備として登録.『コーヒーもう一杯』を買ってたので買ってみた.→売りました

  • トーンは使わずに手書きの網線で表現した、描くことにこだわった画風。 話はなんだか70年代を彷彿とさせるが、ノスタルジックなというより、普遍な日常の一コマつうかんじ。 描き込み量と展開する熱量が真逆な落差が癖になる感じか。

  • 萩原朔太郎、ブレヒト、チェーホフを原作とする作品も収録。
    中でも「たちくらみ」は出色の出来。
    セリフが詩になっている。

    「そう つまり私ははじめから 言葉なんか信じちゃいない」

  • 宇宙人がもしいたら。いないけど。

  • 表紙に釣られてジャケ買い。
    予想以上に面白かった。ブレヒトの戯曲を原作にした話など、イラストチックな絵と裏腹に純文学的な骨格を備えた作風が気に入った。

  • この作品は主人公を宇宙人と見立てて周囲の人々と異なる生活をし、そこから展開される物語を集めた短編集だと思います。自分を特別視し周囲との差異に戸惑い、憎しみ、さらには狂乱したり。物語の中で表現される描写も他の作品よりも異なったものが多く非常に面白いです。普通のマンガに飽きた人にはおすすめします。

  • 山川直人『地球の生活』

  • 大事にしたい本。

  • すごく久しぶりに表紙買いをしてしまったマンガです。
    同人雑誌で発表した作品ということで、
    濃厚で、短いのに読み応え十分の作品揃い。
    静かな緊張感が気持ちいい。

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著者プロフィール

一九六二年大阪生まれ、東京育ち。高校時代から同人誌活動を始め、一九八八年『シリーズ間借人』(ヤングチャンピオン連載)が漫画雑誌初掲載。主な著書に『コーヒーもう一杯』『澄江堂主人』『シリーズ小さな喫茶店』(以上、KADOKAWA)、『道草日和』『写真屋カフカ』(以上、小学館)、『ハモニカ文庫と詩の漫画』(ちくま文庫)、『日常の椅子 菅原克己の風景』(ビレッジプレス)、『猫町』萩原朔太郎原作付(タイムレスブックス)など。ほか自主制作本多数。

「2021年 『短篇文藝漫画集 機械・猫町・東京だより』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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