4巻目。2巻からは30年後のお話みたいです。
この巻から新章になっていて、メリルもスウェナも出てこなくなり、二人の子供であるセツとセツが惹かれた身体の弱い少女の話と魔法学校に入学したフィーナと前巻で出て来ていたルスランの子供ラースの初恋のお話です。
前巻のセツはかわいい素直な男の子って感じがしていたのですが、大きくなったからか、失恋が影響したのか風貌はメリルによく似てますが、女ったらしになってて驚きました。かっこいいのは相変わらずですけどね。
一方フィーナは兄に比べて人間よりで、かわいい女の子になってました。ラースに邪険にされながらもだんだんと惹かれあってきて、事件が解決したあとは、契約を結ぼうとして失敗。
それを見ていたセツに騙されて、ラースはセツと契約しちゃいました。フィーナのことを思ってもあるかもしれませんけど、好きになった女の子に死なれてしまって失意の元の嫌がらせの方が強いのかな?
これでラースはフィーナと契約することはできなくなってしまって、今後はどうなるのかなぁ。
それにしても旅行に出かけたメリルとスウェナは、いったいどこに行ったんでしょうね。