エビアンワンダーコンプリート (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者 : おがきちか

• 一迅社 (2014年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ssjm173さんの感想 · 2022年4月26日]

弱さは悪か、許しは弱さか。弱い者から順に死んでいく世界で、悪を狩るものとして生きるフレデリカの旅と復讐のお話。

[悟海さんの感想 · 2020年4月23日]

おがきちか先生大好き

[大田文さんの感想 · 2017年10月30日]

コンプリートあったのね。4冊読んだのでこっちに書きます。サイドストーリー読めてなくてざんねん。

ランドリオールを読み終えた余韻がおさまらず著者買いした本でした（海老庵流は関係なかった…）。
後半セリフの密度精度が一気に上がってぐいぐい引き込まれ。あの引きの強さを思い出しました、デビュー時の高河ゆん。疾走感が共通するのかしら、萌への欲望の解放の潔さ、的な？
神さまと悪魔出てきてつつ、善悪の在り方が仏教的。…むーん、何度読んでも仏基のブレンド具合が絶妙。主人公を女アッシュとするならばバナナ魚のラストはキリスト教的と言えなくもないかもしれなくもなく、こちらは実利的に仏教的…なのか？女は生きることが欲望だからか？時代か？
わしづかみされました。鷹なだけに。

[silver25さんの感想 · 2017年1月9日]

泣いた。よくできたラスト。悪についての考察と、家族についての物語。フワフワした萌えが本物の萌えになる！

[dawn4696さんの感想 · 2014年11月16日]

単行本4冊分を1冊に詰め込んだ1冊。
一気に全部読めて充実感抜群。
内容は以前にも読んだことあったけれど、何度読んでもラストシーンにじんわりくる。
書き下ろし後日談や小ネタも読み応えがあってよかった。

本体は800ページ越えなのでずしりとくるけど、本文用紙が薄いので思ったほど負担にはならない。
重くはあるけど。
でもせっかくのコンプリート版なんだからもうちょっといい紙でもよかった気がするなあ。
あとあえていうならドラマCDは別個にしてほしかったかな。

[はるきさんの感想 · 2014年10月30日]

もう何度も読んでいるけれど、やっぱり面白い！
本当に大好きな作品です。

今回はコンプリート版ということで、今までのカラーイラストやおまけペーパー、全プレ冊子等で発表されたもの全て網羅されていて、内容としては文句なしの完全版です。
…まあ、全4巻を1冊にまとめた為、紙質が薄すぎるのが難点ですが…
また、ドラマCDで声がついたことで、さらに世界に広がりを感じられるようになっています。
…本当、全エピソードドラマCD化…いやいっそアニメ化して欲しいくらいです。
あと、書き下ろし新エピソードとして、七錘セスの過去話が収録されています。フレデリカ＆フェイのその後が少し語られていたので、個人的にそれだけで大満足でした♪