- Amazon.co.jp ・マンガ (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758070188
感想・レビュー・書評
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男性向けまんがも書いてらっしゃる、タカハシさまの女の子同士のまんがを集めたコミック。
表紙がとっても好きです。ケーキやお花に囲まれた、色んな感情を抱えた女の子たち。
ケーキやお花が大好きでも、ケーキやお花にはなれないんですよね。
百合って、女同士でしか分かり合えないことを共有しあう関係性が魅力のひとつなんじゃないかなあと思うのですが、
タカハシさんはそういう感覚を描くのがお上手だなぁと思います。
後は、好きと嫌いの曖昧な(むしろ混在している)感覚とか。
「みちくさ」と「夏の繭」が特に好き。
あとがきにある、ネームの一助になったエピソードに萌え狂いました…。
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タカハシマコの描く世界は独特で、その雰囲気にハマる。
女の子の気持ちがリアルに描かれた百合コミック。 -
女の子は残酷だと思う。
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毒のきいた話やら、体の一部分にコンプレックスがある話。
個人的には、髪が好きな作家さん、ということでも好きになれる。
人形のような、砂糖菓子のような、それで居て純粋に「黒い」子を書く。
だけれど、サンダルで学校に来る気軽少女のように、明るい面を推してかくことも。黒を知っているから、明るい面も知ることができるのかしら。
絵風と雰囲気、素敵。百合としては弱いものもあるけれど、それはそれで。 -
タカハシマコ!
この人の描く女の子は理想的な「少女」のイメェジなんだろうな。好き。 -
おんなのこ同士だからこその淡い淡い欲望がときめきでした。
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淡い百合漫画。絵柄はこんなにも可愛らしくて繊細なのに、辛辣な話。
「あかいかさ、しろいかさ」「ぬいぐるみのはらわた」「みちくさ」「タイガーリリー」「ショートカット」「氷砂糖の欠片」「夏の繭」「サンダル」「彼女の隣り」「乙女ケーキ」、以上10編。 -
かわゆくてきれいな百合
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女の子は仮面を持っている。
甘い砂糖菓子みたいな。
氷みたく冷たい柔らかに突き刺さる毒。 -
<b>「世界で女の子は私だけだと思っていた」<br></b>
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《カテゴリー→女女、女子校、同期》<br>
甘い絵柄に反する辛辣な切り口が凄い。<br>
これ読んでドキリと眉を顰めるオナゴはたくさんいると思う。<br>
その、実は真性じゃない、オナゴには攻撃的な漫画。<br>
だけど、最後には優しく心を包んでくれる漫画。<br>
自称オナゴスキーの皆さんは、読んでみてその痛みが如何ほどかで自身のレベルを知れるかも?<br>
いやでもこれは人類の女の子みんながイタタタ…ってなる作品かも…。<br>