死にたがり薬学令嬢~毒草は食べてはいけません! ~ (一迅社文庫アイリス)

著者 : さき

• 一迅社 (2018年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[海さんの感想 · 2019年11月7日]

薬学令嬢が毒草を食べてしまう訳もきちんとあって、事件も無難に纏まっていて良かったです。ただ竜がどうなったのか、これからの被害は大丈夫なのかが気になる。

[永杜さんの感想 · 2019年2月15日]

騎士によって、竜退治に連れていかれる事に。

毒薬を食べるわ、すんなり同行するわ。
前者はともかく、後者について書かれてないので
はて？　と思ったら…な理由でした。
それは確かに死にたいと思うでしょうし
辛くてたまらない状態。
それでも…と頑張る主人公が、毒薬を食べている姿から
想像できないぐらい健気です。

そんな彼女につかず離れず、な元凶の騎士。
やたらに急接近してくるな、という感じではありますが
少女小説でそれを言っていたら話になりません。
そして恐れていた事が…になるわけですが
そこに至るまで、色々突っ込みどころがあります。
仮にも上司は王子なのに、読めない字と絵？！　とか
第二の故郷ではなく、第二の家では？！　とかｗ

最後のところも、何だかさくっと終わらせた感が。
もうちょっとこう…その手前ぐらいで止めてくれると
楽しい感じがするのですが。

著者プロフィール

神奈川県在住。他著書に「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」（角川ビーンズ文庫）などがある。

「2016年 『先輩の妹じゃありません！２』 で使われていた紹介文から引用しています。」