- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758431835
感想・レビュー・書評
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読みやすいので、あっという間に読み終わる。主人公の一乃の語りは、何を言っているのかはわからず、周りの人たちに助けられながら、まんまと人助けを成功する。そしてみんながハッピーエンド。読んでいてスカッとして、ぱーんも牡丹の花火があがるのも気持ち良い。
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一乃は、夫・鉄幹と四歳になる勘太郎と三人で
富岡八幡宮の近く、冬木町の長屋に暮らしている。
大店の跡取り娘でありながら、駆け落ちして
鉄幹と一緒になった一乃は、貧しくても幸せな
日々を過ごしていたが…。 -
江戸を舞台とした粋な話しの作者の真骨頂な作品で面白かったです。主人公の一乃はお家柄は良いものの、その性格から長屋の生活を選ぶのですが、一乃を中心に親子や家族の絆や一乃の人柄にふれ粋に感じた義理人情の下町風情の作風にすっかりはまりこみました!
山本一力の作品は、あからさまな見た目はやくざな悪者は逆に粋に感じる良い人柄のような描き方で、金融に絡む真の悪者との対比の描き方が爽快な感じですね!
これからも読み進めていきたいと思います! -
2017.5.19(金)¥180+税。
2017.5.26(金)。 -
ちょっと分かりずらい
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日本橋両替商の跡取り娘だった一乃は、鉄幹と駆け落ちして一緒になり、幸せに暮らしていた。ある日、偽の一分金を見つける…それに端を発して起きる誘拐や、なんやかんやを助け合って解決していく話(ざっくり)
偽金つくりの話や、詐欺の話は数字がたくさんでてきて、ぶっちゃけ分かりづらかったなぁ。 -
お金のところがよくわからなくてとばしよんだけど、それでも話の流れはだいたいわかった。
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少しミステリー要素が入ったような時代小説。ちょっと都合の良い終わり方に疑問はあるが、主人公の一乃がいきいきと描かれている。作者得意の?改鋳ネタを今回もベースにしている。そういうところはうんざり感がなきにしもあらず(´・_・`)
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すっとする。
せいせいする、って意味ではなく、つっかえていたものが取れるって意味で。それこそ、大輪の花火を見たときみたいにね。