あおば鰹: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-4 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2008年6月1日発売)
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感想 : 31件
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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433525
感想・レビュー・書評
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20180310読破
料理人季蔵捕物控 3
☆3.5評価で、☆4
・振り袖天麩羅
・あおば鰹
・ボーロ月
・こおり豆腐詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理人季蔵捕物控シリーズ第3弾。
ようやく季蔵は裏稼業をやっていく決心がついたのか、本格的に捕物色が濃くなってきた。
主が病に倒れ、年若い娘二人が当座の切り盛りを始めた料理茶屋・夢さくら。
ある日、料理中に火を出し、娘二人が焼け死んだ。
しかし、かまどには何者かによって細工された跡が…。
誰が?何のために?(振り袖天麩羅)
一つ一つの事件は小さな物だが、裏で糸を引く人物がいるらしく、陰謀めいた匂いがして、これまでの巻よりもハラハラドキドキして楽しく読めた。
連作短編集の趣も。
収録作品:振り袖天麩羅 あおば鰹 ボーロ月 こおり豆腐 -
前巻よりおもしろくなってきた。
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一巻から立て続けに起きてきた事件の、黒幕が明かされます。
全ての事件がつながって一つにまとまるところはスッキリします。
1シリーズ一区切りってとこでしょうか。
似た名前の登場人物が多くてちょっと頭が混乱したけど、面白かった。