交錯: 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫 と 5-1 警視庁追跡捜査係)
- 角川春樹事務所 (2010年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434539
感想・レビュー・書評
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月刊ランティエ2009年1〜12月号連載のものを2010年1月ハルキ文庫刊。シリーズ1作目。沖田と西川がそれぞれに追う二つの事件が交錯する時、…。なんですが、まっすぐなストーリー展開で、素直に終わリました。興味深いところはなかったです。
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ふたりは仕事の進め方も性格も違う、沖田と西川。
そのふたりがそれぞれの事件を追うなかで、徐々に相手を認め合う仲になるっていうざっくりとしたあらすじしか思い出せないような、読了はしたけれどもここが面白かったーという箇所は見いだせず… -
3.4
まずまず面白かった。
ちょっと書き方が馴染まず読みづらかったけど、これは慣れの問題だと思うので、次作も続けて読んでいきたいと思う。 -
【警視庁追跡捜査係シリーズ第1作目】
アナザーフェイスシリーズ第を4巻まで読み終わったので、この警視庁追跡捜査係シリーズを読み始めた。
書き方や話の進み方は、両方とも堂場さんが書いているのでなんとなく似ているが、事件性の質が違うので面白い。
アナザーフェイスシリーズは捜査一課で、常に事件が起こってすぐに出動する。警視庁追跡捜査係シリーズは、警視庁捜査一課に設置された、未解決事件を専門に捜査する追跡捜査係で、事件が起きてすでに何年もの月日が経っている。
沖田と西川のコンビが面白い。これからこのコンビがいろんな事件を解決していくのかと思うと、今後も読むのが楽しみ。そして、アナザーフェイスシリーズの大友・柴とどう絡むことになるのか。わくわくする。 -
「アナザーフェイス」でクロスオーバーしてたシリーズなので、とりあえず読んでみた( ´ ▽ ` )ノ
全体の感じはあっちとよく似てるね( ´ ▽ ` )ノ
2時間ドラマの原作っぽい( ´ ▽ ` )ノ
「コールドケース」のバディもの( ´ ▽ ` )ノ
本作ではアキバ通り魔事件をネタにしてる……((´д`))
最後までスラスラ読ませるけど、いくらなんでも「偶然」が過ぎやしないか?……(´ヘ`;)ウーム…
きれいにまとまったというべきか、ご都合主義ここに極まれりというべきか……(´ヘ`;)ウーム…
まあ、なんとか賞を狙うようなもんでなく、あくまで時間つぶしの娯楽作だから、これでいいのかね?( ´ ▽ ` )ノ
いずれ続巻も読むことになると思う( ´ ▽ ` )ノ
2019/03/19 -
警視庁追跡捜査係シリーズ第1弾。
堂場作品の新しいシリーズです。
警視庁の捜査一課に属する追跡捜査係とは、捜査が行き詰まっている案件を再調査し、解決へ導く部門。とあるが、実際は迷宮入りするかもしれない事件の尻ぬぐいの雰囲気を呈している。
そんな係に属する同期の肉体派刑事・沖田大輝と頭脳派・西川大和が、犬猿の仲ながらも協力しあいながら事件を解決していく。
それぞれが別々の事件を捜査していたが、それぞれの事件に繋がる物証が発見され、2人はコンビとなって事件の真相を突き詰めていく。
ストーリー的にはありがちな話で、最後の犯人逮捕にも少しあっけなさと、「あっやっぱり」と読めてしまった部分もあり。
序盤はよかったのになぁ。
でも嫌いなキャラではないので、これからの2人の成長に期待です。 -
架空の追跡捜査係、同期のしかしキャラの異なる二人の刑事がいがみ合いながらも協力しながら事件の解決に至る。そしてタイトルの通りそれぞれの担当する事件が…。一応シリーズの他のも見てみよ。
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なにもかもがご都合で呆れた/ 気の合わない者同士がコンビを組んで――ってのがやりたいのがわかるが喧嘩と邂逅がわざとらしい/ 女々しい/ 犯人も短絡的でひねりがなく、すべての事象がオチへの都合で配置され、こんなに下らないミステリーは久しぶりだった/ こんな偶然の連続で物語を構成させてはいけない/