おとぎ菓子: 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-8 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2010年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434843
感想・レビュー・書評
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2010/06/14:相変わらず作り方の描写は詳しいのに出来上がった料理(菓子)の描写が乏しいです。
鰯飯などは作り方でなんとなくイメージ出来ましたが、タイトルのお菓子の話は(初めて作るのに色や味に失敗しないなんてどれだけ天才なんだというツッコミはさておき)華やかな見た目を楽しむものなのに、犬やお爺さん等の名前だけで姿(立っている、ふっくらしている等)や表情(凛々しい、愛らしい等)がさっぱり分からずもどかしかったです。(><)
狸は表紙のイラストがなければ確実に信楽焼きの狸っぽいのをイメージしていました(表紙イラストはト○ロみたいと思ったのは内緒w)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
収録作品:春卵 鰯の子 あけぼの薬膳 おとぎ菓子
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塩梅屋の主人が先代の書き残した春の献立を試行錯誤していた。
そのさな香の店から梅見の出張料理を頼まれる。
市井の人々のささやかな幸せを守るため、活躍するシリーズ第7弾 -
先代の親方の時から長年懇意にしていたお店から、主人があろうことか父親を殺し、店も没収された。
また、おきくの師匠が後添えになるはずだった家が、主人が自死、大きな借金を抱え、店がなくなった。
長年懇意の薬種問屋が突然の火事を出し、罪に問われるという。そこで偶然に、実家の跡取りとなった弟と再開。
店の娘が許嫁という。
季蔵は、探りを入れてゆくと、そこには次期長崎奉行を争っての暗躍が。
時期は雛の節句を前にして、今回は練り切りを作るという。
ひなの節句を楽しみにしていた、孤児となった二軒の娘を慰めようと、今回も料理人として、裏の仕事人として活躍。 -
20180409 読破
・春卵
・鰯の子
・あけぼの薬膳
・おとぎ菓子 -
春卵
鰯の子
あけぼの薬膳
おとぎ菓子 -
春卵、鰯の子、あけぼの薬膳、おとぎ菓子。
長崎奉行を目指す悪党が仕組む巧妙な罠に掛かった大店と仇を打つ季蔵のお話し。 -
20121024 今回はまとまりのある話しになっていた。展開が早いのはあいかわらすだが慣れて来たせいか気にならなくなった。
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今回は親子愛を軸に様々な話が展開していく、ちょっとこころ温まる話が収録されてます。
季節は春で、春にちなんだ料理がたくさん出てきます。
話に関わる人が多くなってきてるので、誰がどの人かわからなくなってくる上に、黒幕も知らない人なのでちょっと混乱。 -
宮部みゆきの時代小説を彷彿とさせる。グルメ×推理物は北森鴻がベストだったけど亡くなってしまわれた。少し悲しくて、でも小さい幸せが描かれていていい。