- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758435482
感想・レビュー・書評
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「キレイだなぁ」
読んでいる最中に、そう感じました。
「銀河鉄道の夜」は初稿が1924年ということなので、丁度100年前の作品。
時代、言葉の使い方が違う為、全て理解することは難しかったのですが、風景や色の表現は今まで読んだ小説の中でも群を抜いてキレイでした。
「雨ニモマケズ」
知らない人はいないのではないかと思われる詩。病床生活中に書かれたそうです。その背景を知って読むと、病気で普通の生活ができなくなってしまったため、「健康で普通に生きていくことは尊い」ということを詠っているのかなぁと私は思いました。
失ってから、大切さに気づく事が多いです。日頃から感謝の気持ちを忘れない人でありたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
米津玄師の"カンパネルラ"を聴いて読みたくなった。中学生の時に読んだけど、ほとんど内容は覚えていなかった。内容も難しくて、時代の違いか文章の読みにくさもあった。
ゴイステの"銀河鉄道の夜"を思い出して、歌詞に文章が引用されていたりして当時は気付かなかった事を知れた。 -
収録作品
銀河鉄道の夜/雪渡り/雨ニモマケズ
あまりにも有名な銀河鉄道の夜。恥ずかしながら初読。銀杏ボーイズの銀河鉄道の夜昔よく聴いてたなぁ〜。
ラストを読んでこういう話だったのかぁとしみじみ。この作品を味わい尽くせたかと言うと、正直一度目では足りなかったので、本棚に眠らせて置いてまた読もうと思う。電車で向かう旅行の時にバッグに潜ませたい。
長野まゆみさんの解説で、この「すきとほったほんたうのたべもの」を高校生でも「ほんたう」のうまさを味わうには、いくぶん時間がかかるかもしれない。と書かれている。アラサーの私も時間をかけて味わってみたいと思う。-
ハロー今君に素晴らしい世界が見えますか?
酔っ払って書いたコメントなのでレスは大丈夫です…笑ハロー今君に素晴らしい世界が見えますか?
酔っ払って書いたコメントなのでレスは大丈夫です…笑2022/10/06
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派生作品は何度か目にしたことはあるが、本作は初読。
夢の中で宇宙を旅する列車に親友のカムパネルラと乗り合わせる。それは死者たちが次々に現れる不思議な列車だった。カムパネルラは最期にジョバンニに会いにきてくれたのだろうか。それとも遠いどこかで生きているのだろうか。"ラスト"がなくて良い。
あなたの本当の幸は何ですか?考える時間がほしい。たとえ答えが出なくても。
宮沢賢治の書く景色、特に色に関しての言葉が好きだ。
正直かなり解釈が難しかったので、手に取った人間の性別、年齢、環境によって色を変えるようなのでもう少し本棚で眠らせておこうと思う。 -
【きっかけ】古本屋でとても綺麗な状態のものが置いてあったので、手に取った一冊。
【感じたこと】タイトルと何となくの内容は知っていたものの、きちんと読むのは初めてだった。そして読んだもののいまいち理解できずに終わってしまった。ただ、綺麗な言葉が数多く並び、それぞれに特有の色があるんだろうなぁと思った(読みながら、キラキラしているんだろうなと感じた。)。残念ながら、いまの自分にはその色がはっきりと想像できないもの(言葉)が多かったので、またいつか読み返したときには、もっと色が増えていると信じたい。 -
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2014/04/25
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1回目ではわからない部分は多いと思う。
時代背景を理解した上での表現とかは難しく感じる。
内容は2回読みたくなる作品でした。
あの時のカムパネルラのセリフってそーゆーことだったのか。。。
が銀河鉄道から降りた後の話を読むとわかるという。
一回目だと???ってなるけど読み終えてから見返すと切ないというそんな作品です。
美しくも切ない物語。
カムパネルラみたいな人でありたいですね。 -
いいお話なんだけど、子供が読むには、ちょっと難しいかも。
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狂おしいほど好き。
『銀河鉄道』って言葉の響きで狂える。