剣侠の人 (ハルキ文庫 お 13-10)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438148

感想・レビュー・書評

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  • どちらとも添わずに終えたこのシリーズ、次の始まりは何年後からになるのかな?

  • ひとまずの決着を迎えた剣客太平記第10巻。
    精神的にも、一段と成長をした竜蔵。
    剣客としても名が上がる。

    直心影流の一番を決める大試合にも勝利し、次の後継者として一番の団野源之進との試合を控えて、上州へ演武の依頼を受けて竹中正太夫とともに向かう。
    が、ただではすまないいつもの旅。

    豪快な剣豪の父、峡虎蔵が絡んだ因縁もそこにはあって事件が今回も起こる。

    幼馴染の常磐津の師匠お才との縁は?

    次回作がとても楽しみな作品!

  • シリーズ最終らしい。新陰流の頂点を競う、偉大な先輩との仕合を前に、悩み、そして行き着いた先は。ああ、こういう結末もいいのかもしれません。 しかし子供はどうするんだろうか?

  • ついに最終巻まで読み終えた。最後まで爽やかな雰囲気であった。
    娯楽時代小説としては、とても自分の好みに合うもので楽しくよませてもらった。
    新シリーズへと続くようなので、そちらも楽しみにしている。

  • 狭竜蔵シリーズ最終巻。あっさり終わってしまった。だんだん竜蔵が大人になってしまうところと子供のままのところを巧くバランスを取って描いているが、剣を極めるというストイックさがそろそろ限界なのかな。ちょうどいい感じの終わり方であったように思う。

  • L 剣客太平記10


    途中、どっかで聞いた名だと思ったら、離れ業やられた。なんだかなぁ、確かに同じ時代同じ江戸だからあり得ないわけじゃないけど、がっつり会話が成立しちゃうとモヤモヤが。ニヤミスならニヤニヤで終わったのに。
    このシリーズは大きな謎解きとかシリーズ通しての目標がないから誰かを去らせてリセットするしかないんだろうなぁ。お才は既定路線だけど清十郎が浪人になってまで追いかけていくのはどうだろう…。忠臣はどこへ?(笑)

  • 同著者別シリーズの、“あの人”が登場して、ニヤついてしまいました。
    そして、お才と清十郎が旅立ってしまい、寂しい限りです。

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著者プロフィール

一九六一年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。二〇一〇年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。他に「若鷹武芸帖」「八丁堀強妻物語」「仕立屋お竜」などのシリーズがある。

「2023年 『明日の夕餉 居酒屋お夏 春夏秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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