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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439046
作品紹介・あらすじ
超常能力ゆえに、自らに滅びの運命を課す独覚一族。その一人である結城弦は、長老から、人類を第三次世界大戦の危機に陥れようとする正体不明の独覚の存在を知らされる。ところが、一族の掟に従い、悪しき独覚を除こうとする結城たちの前に姿を現したのは、ブッダ入滅後五十六億七千万年を経て現世に出現し、衆生を救うといわれる弥勒だったのだ…。"神"をテーマに描く傑作SF。
感想・レビュー・書評
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まあまあかな。最後、とってつけたような展開がお粗末。
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これぞSFですよ。こういうのが読みたいんだ。
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これはアプレゲール、朝鮮特需、学生運動で
堕ちたり、浮かれたり、闘い挫折したり、の裏に
仏教(の物語)を絡めて書いた物語なのか?
短い物語で脇役がポツポツとしか絡まず
掟に抗おうとしながらも、暗い運命の中を歩むので、
ドキドキ、ワクワク感は少ない。
日本という極地的なドラマのなかで
進化や人類云々の大きな話が扱われているので
ちょっとヒクところもあるが
よく知らない仏教の設定と実在の人物、事件を絡めて
救いだとか、滅びだとか、他人事にしてスイスイ
読み終わる。
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