ほおずき灯し 江戸菓子舗照月堂 (ハルキ文庫 し 11-10 時代小説文庫 江戸菓子舗照月堂)
- 角川春樹事務所 (2019年10月12日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758442947
感想・レビュー・書評
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照月堂に追い風が吹き、
翻って氷川屋には、
親方の重蔵が他の大店に引き抜かれたり、
屋台売りのたい焼き売りにもケチがついたり、と逆風が吹き始めた。
そんな中、氷川屋の職人菊蔵が照月堂の戸を叩く。
結果としては、まぁそうでしょうね、と予想通り。
いくらフィクションといえども、何もかもが安直に、思い通りになるはずもない。
いくらみんなが幸せになるお話が好きなわたしでも、そんなご都合主義のお話を求めているわけではないのです。
今ですら、意外性がないうえにトントン拍子なので、深みがないなぁと感じているのに。
少しずつ登場人物が増え、過去の関わりが垣間見えてきたりもしてきたけれど、この大風呂敷はきちんと回収されるかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ6作目。いろんな恋があるなあ。ほろ苦い。菊蔵がなつめに喜久屋の餡を渡すシーンがよかった。あと作中にでてきたほおずきの保存法、素敵だと思った。相関図がいろいろとわかってきた回だった。続きが気になる。
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おお!安吉!!
いい情報を仕入れてる!! -
すっかり菓子屋の職人になったなつめ。今回はひとつ成長かな?
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