あなたとオムライス 食堂のおばちゃん(8) (ハルキ文庫 や 11-10)
- 角川春樹事務所 (2020年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758443531
感想・レビュー・書評
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今回も作ってみたい、なおかつ食べてみたい料理であふれかえっています。そんな幸せな感情とは別に、コロナウイルスの話題も掲載されていました。オモシロイ、だけでは終わることができない本に仕上がっています。特にコロナが流行してから2年経った今、当時のことを振り返ると…。なんとも言えなくなりますね。主人公の方たちは、どう乗り越えていくのか、主人公の苦難と自分の苦難をついつい重ねて読んでしまいます。
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食堂のおばちゃんシリーズ第8弾。
相変わらずはじめ食堂の3人は心優しく、出される料理はどれも美味しそう。
この作品を読む時は『こんな食堂が近所にあったらいいのになー』と考えながらフィクションを楽しんでいるので、東京オリンピック開催延期、新型ウイルスの流行など時事ネタがストーリーに織り込まれると瞬間ドキッとしてしまう。2020年はそんな年でしたね…。
常連客の皆さんにもそれぞれに変化があり、突然の出来事に驚きを隠せず思わず声が出てしまう箇所も。 -
美味しそう。
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2020年バージョン。コロナ、どんな風に描かれるのか気になっていたのですがすっきり。
常連さんたちに動きあり。
いいことも悪いこともちゃんとあるのが、
この食堂のいいところ。 -
コロナ禍のはじめ食堂。
でも、その苦労は、サラッとしか表現されておらず、まあ、持ち直してよかったな。と思うと共に、この後のことを考えると、大変だ。。と思ってしまう。
その他に、婚活と死についての題材。
婚活の部分、自分に言われているようで辛くなってしまった台詞もあったけど。。
感情移入しすぎだな。
死については、びっくりだったが、幸せな食の思い出と共に最期の食事を迎えられて、よかった。。と、思った。
さあ、自分は最期に何を食べたいだろうか?
いや、誰と食べたいだろうか? -
オトナの恋がじわじわと発展していきそうな雰囲気。食堂を訪れるすべてのキャラクターを応援したくなる。オムライス、家庭それぞれの味、作り方があって郷愁を誘うものがあるらしいけど…冷凍食品でもコンビニでも売っているこの頃、作ってないなぁと反省。
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こう言う本があると在宅も苦にならない。
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2021 5/18
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安定の面白さ。おばちゃん食堂もコロナの時代に。