覚和歌子詩集 (ハルキ文庫 か 22-1)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758445450

作品紹介・あらすじ

〈静けさは戻るだろう/沈黙が届ける空気のかすかなふるえ/ひそやかなものを受けとめる気持ちが/あなたを誰かに強くつなぐ〉(「空への予言」より)。
わたし、ことば、生きることと死ぬこと、自然、宇宙──詩作だけでなく、作詞や朗読など多彩な活動から生み出される著者の作品は、この世とあの世をいとも簡単に行き来し、軽やかに結びつける。
代表詩「いつも何度でも」をはじめ、いのちを言祝ぐ珠玉の五十九編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • これは購入したい詩集。
    15歳のころ死について考えてたらいつのまにか生きること考えてた、みたいなやついい。

  • 「現代の巫女」といつか何かで目にした記憶が鮮明に思い出された。まさに。
    「いつも何度でも」と「美しいもの」に救われて今こうして私は生きている。

  • 毎日少しずつ、大切に読みました。
    日常の一瞬がキラっと光るような詩が好きだなぁ。「空への予言」「ありったけの夏」が好き。

    「いつも何度でも」で好きになった詩人さん。「こなごなに砕かれた 鏡の上にみ 新しい景色が 映される」の部分、鏡が割れる一瞬とそこに映り込む景色(私は青空が見える)のきらめきが好き。

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著者プロフィール

作詞家・詩人・シンガーソングライター。早稲田大学卒業と同時に作詞家デビュー。以降、平原綾香、SMAP、ムーンライダーズ、沢田研二らに作品を提供して数百篇をCD 化。Nコン課題曲、校歌、合唱組曲など、ジャンルは幅広い。詩集『ゼロになるからだ』(徳間書店)、『はじまりはひとつのことば』(港の人)をはじめ、エッセイ、翻訳絵本、自唱CDなど著作多数。2001年映画「千と千尋の神隠し」主題歌「いつも何度でも」でレコード大賞金賞など。その他、自唱ライブ、朗読、映画監督/脚本、舞台演出、翻訳、米国ミドルベリー大学講師など、詩作を軸足に活動は多岐にわたる。

「2024年 『同声合唱とピアノのための 時とところを超えたなら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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