発達障がいとトラウマ: 理解してつながることから始める支援

著者 :
  • 金子書房
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本棚登録 : 129
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760832859

作品紹介・あらすじ

発達障がいとトラウマは、相互に影響し合い複雑な問題をひきおこす。「困りごと」を抱えた当事者のための「理解してつながる」支援。

目次より

序文 発達障がいとトラウマの複雑な関係 杉山登志郎

はじめに

第一部 理論編 「発達障がいとトラウマ」の相互作用を理解する

第一章 発達障がいの「生まれつき」と「育ち
第二章 トラウマと感情を生み出す「脳」の仕組み
第三章 アタッチメントと「社会性」の発達
第四章 「慰め」と「しつけ」のジレンマ…

第二部 実践編 日常生活のなかでもできる「治療的な関わり」

第五章 理解してつながることから始める支援
第六章 感情コントロールを支える「絆」と「枠」
第七章  「過去」と「現在」の混乱を整理して「未来」へと進む



あとがき

索引

感想・レビュー・書評

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  • 【ADHD】発達障害とトラウマ【PTSD】(【精神科/心療内科】Dr.ららの診療ブログ。)
    http://lala-mentalclinic.com/c-ptsd/

    発達性トラウマ障害とは? 定義、症状、歴史、診断名なのか ほか - 宇樹義子公式サイト
    https://sorakiyoshiko.com/blog/522

    発達障がいとトラウマ - 株式会社 金子書房
    https://www.kanekoshobo.co.jp/book/b583268.html

  • 使われている言葉が平易なのに、これまで学んできたことがつながって整理されるような感覚になる本だった。発達障害と診断されている子も、トラウマやアタッチメントの視点も持ってみること、関わる必要あり。情動システムや分身モデルの考え方もすんなり腑に落ちる。
    この本を読むとポリヴェーガル理論とか、もっと学びたくなる。

    支援者が当事者と良い関係を構築することができたなら、それだけでも「社会交流システム」が再び発動し、自然治癒の力が機能し始める
    この言葉に勇気をもらった。

  • 11月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003580774

  • ターゲットとする読者層をどのように想定したのかわからないけれど、ある程度知識のある支援者は第2部のみで十分でしょう。一般の人をターゲットにすると前半は難しすぎると思います。トラウマ治療はどうしてもあやしい技法みたいのが先走っていて個人的な印象がよくないのですが、臨床的な経験に基づく記述が今後重要になっていくと思います。

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