会社にも自分にももっとお金を残す本: 自分と家族と社員を守る38のポイント
- かんき出版 (2006年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761263638
感想・レビュー・書評
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2006年税制改正一人5000円以下の飲食代 交際費にもかかわらず損金算入を認める 事前確定届出給与に関する届出書を提出した場合で、支給時期および支給額がきまった役員賞与について、損金算入をみとめる
死亡退職金 500万x法定相続人数
役員退職金の原資をつくる 長期平準定期保険 逓減定期保険 養老保険のハーフたっくすプラン
少額減価償却資産 中小企業 30万円未満 300万まで全額損金参入可能
社長の個人資産を資金繰りのために融通することを極力避ける
経営者のための退職金制度 小規模企業共済詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
税理士・CFPの白根寿晴さんの著書。
会計事務所とともに、FPインテリジェンスという総合資産運用の会社もやっているようです。
自分と家族と社員を守る38のポイントということで38のポイントを第一部「会社のお金編」、第二部「社長のお金編」、第三部「相続事業承継編」にわけて解説しています。
今から2年ほど前に購入した本ですが、税理士とFPを両立させるという自分自身の目標とあっていることやタイトルも自分の方向性を暗示しているようで書店で見つけて「やりたいのは、こういうことだ!!」と思って急いでレジにもっていきました。
内容的には、我々専門家にとっては当たり前のことだけど、経営者の皆さんは意外に実行していない「残す術」が掲載されています。会計税務とFP的な発想がうまく融合されていて、参考になります。
目次は…
第一部 会社のお金編
1.会社をお金が残る体質に変える
2.法人税を減らし社長にお金を残す一石二鳥プラン
3.法人税、こうすればもっと節税できる。
第二部 社長のお金編
1.社長の個人財産はこうして守る
2.所得税、こうすればもっと節税できる
第三部 相続・事業承継編
1.円満な相続・贈与でお金を守る
2.事業承継時のお金の散逸を防ぐ