99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル
- かんき出版 (2006年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761263973
作品紹介・あらすじ
社員4人の小さな食品素材メーカーが「キシリトール」で2000億円市場を創った本物のBtoBtoC戦略。
感想・レビュー・書評
-
タイトルと中身はあまり関係ない。が、キシリトールブームをどうやって生み出したのか、順を追って具体的に書いてあり、一つのストーリーとしてとても面白いし、学ぶところの多い本。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
99.9%は言い過ぎだと思います(笑)
と、いうか、そのステージにすら上がらないものがほとんどだと
思います。
容易な感じで書かれていますが実現するのは難しいと
いたところでしょうか。
ただ、ここに出てくる BtoBtoC という考え方は大切だと思います。
BtoBでは販売先ばかりを見てしまいがちですが、市場をみないと
うまくいかないのではないかと思います。
自社の製品・商品を扱ってもらうための仕掛けとして
ここに書かれているやり方が実現できたら成功につながると思います。
しかし、ここに書かれているような学会や団体と
組むのは中小企業では難しいのです。。。
そこがつかめたら突破口になるのかも。 -
大半は自叙伝的な構成だが、終盤の「日本式マーケティング」についての記述は参考になっった。
・欧米の企業では、マーケティング担当は高度な専門知識とスキルが要求される専門職とみなされ、新卒でも中途採用でも、いったんそのポジションを得ると、基本的に営業や工場勤務に配置転換になることはない。
・全体の権限を委譲された人間が統括して見ていく「プロジェクトマネージャー制度」を導入すべし。
・予算管理しながら開発にいくらかけるか、調査にいくらかけるか、広告PR販促にいくらかけるか、、を任され管理し、指示をだすのが本来のマーケターの姿。
・多くの場合権限は各部署が保有していて、「マネージャー」はその調整役でしかない。
→何故プロマネ制度をやめて、販企と開発に分業したのか?
・欧米の広告代理店は「マーケティング・プランニング」がメインビジネスなので、マーケティングコンサルタント業の色合いが強い。
-
キシリトールブームを仕掛けた人で、言ってることは面白いのだけど、自分が自分がと自己主張が激しくて疲れたー。
-
ここ最近読んだ本の中では、一番面白かった。
内容としては、「キシリトール」が日本で流行るまでを描いたストーリー。
マーケティングの本やけど、解説書ってよりは、実際にどういうことをしてきたかが書かれてて、ためになる。
この本の中で特にオレが共感したのは、「ライフスタイルに根付かせる」って部分。
やっぱ、ビジネスが成功する根本はそこやと、オレは個人的に思うんよね。
あと、「B2B2C」っていう発想を思いついたんも、この著者らしい。
まあ、考え方自体は、この人がこんな名前を付ける前からあったんやろけど、やっぱ最終顧客を意識するってことは、どういう分野に携わってる人でも大切なことなんあなー、と気付かされた。
マーケティングに興味ある人でなくても、普通に話としておもろいし、是非読んでみて欲しい一冊です。
ちなみに、オレも全くマーケティングには興味ないですw -
キシリトールを流行らせた人の話。
結構、苦労してたんだな、、とわかります。
今や、当たり前になりつつあるB2B2Cの話を実体験をもとに、かつ結構苦労話も織り込んで書いてるので、実体験かつ成功体験ばっかとかじゃない話を読みたい人にはおすすめです。 -
予算なしからキシリトールを日本に広めていった藤田氏
が明かす最強のコミュニケーション法。広告の3〜4倍
効果があるといわれるPRの使い方。人とのつながりで
道を切り開き、常にお客様の喜びを考える姿勢に共感。
広告が効かないと困っているあなたへ!
---------------------------------------------------------------------------------------
▼3 つの共感ポイント▼
■リーフ社は、このPRという手法を用いて、消費者にキ
シリトールの効果・効能を理解させることに見事に成
功したのです(P116)
■広告、PR、さらに歯科界との連携といった仕掛けが有
機的に組み合わさって、そこから必然的に生じてくる
口コミ効果がさらに輪をかけることで、キシリトール
の売り上げは年々上がっていったのです(P170)
■商品が売れるためにはコアとなるコンセプトとストー
リーが必要です(P196) -
09/12/1
キシリトールの仕掛人の仕事術。
原料メーカーの営業スタイルを3つに分けている。
1)販売メーカーの特定部署(研究開発・購買)にのみ営業を行うスタイル
2)マーケティング部門と研究開発部門に並行してコンタクトしていくスタイル
3)川下の消費者の視点を持ち込んで、BtoBtoCのビジネスを行うスタイル
先ずは、2)のビジネススタイルを目標として、営業活動を行っていこう。
良い目標が出来た。
10/2/7
藤田氏周辺の方にお会いする機会があったため、再読。
藤田さんはやっぱりすごい人だ。
同じ素材の営業を行うものとして参考になる考え方や行動が満載である。
昨年目標としたマーケティング部門への営業活動を行って行きたい。
その為には一体何が必要なのだろうか?僕は以下の3つだと考える。
①マーケッターと同じレベルで考えられる市場に対する知識や見識
②自分の商品に対する深い知識
③ある業界の知識を、その他の業界に対して応用する力
①と②の強化を引き続き続けよう! -
途中でやめてました。やめたことすら忘れてました(笑 面白いのは面白いし、すごいんだけど、本としては薄い……
-
09/4/27 読みたいと思っていたら同僚の机の上に発見