- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761269982
作品紹介・あらすじ
トップエリートが使うノートで、6つの能力がみるみる上がる!2万人以上のノートを指導してきたコンサルタントが教える、頭がいい人の共通点。
感想・レビュー・書評
-
Q:なぜ使うのか?
A:頭を整理しやすくなるから。
【要約】
■本書は頭を整理する為に必要な、ノートの使い方・頭の使い方を紹介している。
■情報を整理・再現したり、思考を展開する為のツールとして、方眼用紙が適切だというのが主旨。
■その根拠は、外資系コンサルタント等、「筆者の人生の中で出会った『頭が良い』とされる人たちのノートの使い方」を抽出したもの。
■整理する為のポイントは以下の三つ。
①A4以上の方眼用紙を横に使う
・余白や段落、行頭を整えやすい
・図表が書きやすい
→見た目が整う事で、情報を構造化しやすくなる
②ノートに見出しをつける
→論点を明記することで理解スピード、再現性が上がる
③「事実(板書)・解釈(気付き)・行動(要約)」の三分割で使う
・事実ベースで考えるクセがつく
・思考の道筋を明確に出来る
→ロジカルな思考で物事をまとめられる
【解釈】
■「事実・解釈・行動」のフレームを利用する事でロジカルに考えるクセは身に付きそう、と感じた
■やたら「頭がよくなる」「人生が変わる」といった自己啓発チックなフレーズが目につき、イラっとくる事も
■内容が重複している箇所が多々あり、本当に筆者の思考が整理出来てるのか疑問
■なぜその方法論をとるのか?という疑問の道筋をたどった先には「頭が良い人たちがそうしているから」という結論に。もう少し科学的な根拠を提示して欲しかった
【行動】
■方眼用紙と思考フレームの使用
■MTG終盤での「論点確認の3分間」の実行詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良いノートの取り方が書いてある。
ポイントはノートを3分割して、
事実・解釈/理由・結論/解決策
板書・自分の疑問/先生のコメント/気づき・ポイント
に分けて書くこと。
この様なコンサルタントのテクニックが簡単に勉強できるのはありがたいことだと思う。
さっそく方眼ノートを買い、実践してみる。
ただ、気になる点が有る。
1点目
この本のノート法はロジカル・シンキング的なもの。
ロジカル・シンキングだけでは現実の問題解決には至らないことが多い。
よってこの本ではメタボノートと揶揄されている無地ノートへのマインドマップも書ける様にお勧めする。
★著者がマインドマップの本も書いているのに、この本では批判的なのは何故か?トニー・ブザン氏と揉めたのか?
2点目
優秀な人・ロジカルシンキングに慣れている人にはこの本でピンッと来るが、一般の人には事例・解説が少な過ぎる。
著者の私塾への誘導を感じるので、その点は注意してこの本を読むことをお勧めする。
定価が1,400円の一冊の本としては内容が薄い。
瀧本哲史氏が著書で書いていたが、コンサルタントのコモディティ(汎用品)化が進んでいると思う。
<メモ>
ライフ社のCLIPPER CLASS PAPER
PILOTのVコーン(仕事)、ハイテック(勉強)
『論点思考』(内田和成著)
『イシューからはじめよ』(安宅和人著)
『コンサルタントの「質問力」』(野口吉昭著)
thing-cell -
ノートの黄金三分割方法
理論的に書かれているので わかりやすい
すぐに実践できそうである
一枚の紙にまとめるのは とても難しい
マッキンゼーのノート方法はシンプルでわかりやすい-
著者の高橋さんとお会いする機会があったので読ませてもらいい高橋さん考案ノートを購入し実践してようと思っています。
まだ前のB5ノートを...著者の高橋さんとお会いする機会があったので読ませてもらいい高橋さん考案ノートを購入し実践してようと思っています。
まだ前のB5ノートを使っていますが、横向きにしています。2015/12/14 -
2015/12/15
-
-
《ざっくり言うと》
ノートは第二の脳!
頭を整理することで人生を劇的に変える!
やり方は簡単【方眼ノートに、見出しをつけて、3分割で】
《感想》
ノートのとりかたをあれこれ試行錯誤している人にこの本をおすすめしたい。
東大ノートもマッキンノートもできるノートは3分割。
【事実、解釈、行動】【板書、気付き、要約】
最終目的地はプレゼンノート!
新聞の一面のようにフレーミング。メッセージファーストで型を持てるようになろう!
思わずA4の方眼ノート買いました。 -
ノートの使い方を教わったことはない。多分、多くの人がそうだろう。だから、ノート術の本がこれほど出回っているのだと思う。そして、方眼ノートである。
ただし、この本で言われていることは、方眼ノートというだけではない。黄金の3分割も大切なポイントとなる。コーネルノートや、マッキンゼーのノートを例に挙げながら、見開きノートを3分割で使うよさを徹底的に解説している。
事実と意見を分けるということは、いろいろな場所で指摘されているが、この本でも例外ではない。もっとも、繰り返し指摘されているということは、それだけ難しいことだという裏返してでもある。事実の見え方も、意見によって変わってくることがままある。
方眼ノートであればいい、という単純な話ではないが、まずは方眼ノートに変えてみるというのも悪くない選択だ。 -
この手の本は”どっちか”だと感じている。
最初、書店で見かけたときは何とも思わなかった。
しかし、気づいたら立ち読みしていて、レジに並んでいた。
人間の目の構造上、ノートは縦ではなくて横で使うほうが効率がいいなど、なるほどと思う部分もあった。
まず、真似から入って改善し続け、最終的に自分に合った方法へカスタマイズする。
それが成功への一番の近道だと思う。 -
図書館本。予想外に良かった。
※意識高い系のキャッチーなタイトルで損をしていると思う。中身は論理的思考の入門編でかなり実践的。