わたしが子どもをもたない理由(わけ)

著者 :
  • かんき出版
3.21
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本棚登録 : 117
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761272555

感想・レビュー・書評

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  • 367.1

  • 子どもを持つ責任について考えさせられた。
    巻末に子どもを持たない人へのインタビューも掲載されていて、作者以外の意見も読めた点が、作者個人のみの意見で終わらず良かった。

  • 気になるタイトルが新刊コーナーにあったので借りて読了。
    冒頭では世間的に子供を持つべきという風潮があるが、個人の自由であり、選択する自由がるというような内容が書かれており、共感しながら読んだ。
    ただ著者のもたない理由は少し特殊なのかなぁと思う。
    気持は私も分かる方ではあるし、「わたし」が「もたない理由」なのだから、タイトルに沿っているのだろうけど、自分自身にそこまでの理由があるのだろうかとも考えてしまう。(どんな理由であれ自分が納得して選択すれば良いのだが)
    中盤からは子供のいる家庭について、彼女の思う事が綴られているのだが、「それはどうだろう…?」と思う事も多かった。
    決めつけや悪くとらえ過ぎている点もあるんじゃないだろうかと。
    最後は著者と同じように子供を持たない家庭の思いや人生が書かれていて、参考になった。
    同じように「子供を産んだ理由」も知りたいなぁと思う。
    どうしても子供が欲しくて、とか、この本にもあったが「なんとなく」「ペット感覚で」以外の意見が知りたい。

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著者プロフィール

1959年、早稲田大学教育学部国語国文科卒業。同年NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長、日本ペンクラブ副会長などを歴任。日本旅行作家協会会長。
主な著書にベストセラー『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(以上、幻冬舎新書)、『鋼の女――最後のご女・小林ハル』(集英社文庫)、『持たない暮らし』(KADOKAWA)、『夫婦という他人』(講談社+α新書)、『老いも死も、初めてだから面白い』(祥伝社新書)、『自分に正直に生きる』『この一句 108人の俳人たち』(以上、だいわ文庫)他多数。


「2023年 『年をかさねるほど自由に楽しくなった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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