子どもが道草できるまちづくり (通学路の交通問題を考える)

制作 : 仙田 満  上岡 直見 
  • 学芸出版社
4.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761524630

作品紹介・あらすじ

交通事故、大気汚染、肥満、自立への悪影響。クルマ社会は子どもを危険にさらしている。クルマ優先が前提の従来の対策・教育では根本的な解決に繋がらない。安心な通学路、子どもの遊び空間を取り戻すことで、子どももまちも豊かに育つ。人間優先社会に転換する具体的な政策・事例も交え、通学環境と子どもの安全を問い直す。

感想・レビュー・書評

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  • 62

    ・寄り道できなくなることによる弊害は子供のクリエイティビティの低下や地域への愛着の低下。
    ・車社会がそれを加速させている。
    ・進んでる国では50年前から交通政策が行われている。

  • 子どもが安全に、安心して歩けるまちは素敵だと思う。
    魅力的なまちでもそうじゃないまちでも
    子どもは道草するものかもしれないけど
    でもやっぱり素敵な道草体験は
    子どもが地元について愛着や誇りを持つ重要な経験なんだと思う。

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著者プロフィール

1941年横浜生まれ。 東京工業大学建築学科卒業。菊竹清訓建築設計事務所を経て、1968年環境デザイン研究所 創設。工学博士。日本建築学会会長、日本建築家協会会長、日本学術会議会員、放送大学教授等を歴任。現在、東京工業大学名誉教授、こども環境学会代表理事。
設計作品として、愛知県児童総合センター(日本建築学会賞作品賞)、国際教養大学中嶋記念図書館(村野藤吾賞)、広島市民球場(日本建築家協会賞)等。著書に『子どもとあそび』(岩波新書)、『人が集まる建築』(講談社)、『こどもを育む環境 蝕む環境』(朝日新聞出版社)等がある。

「2020年 『遊環構造デザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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