“学校を休む”児童生徒の欠席と教員の休職

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  • 学事出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761916466

感想・レビュー・書評

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  •  このひとの場合、圧倒的に、データで攻める。
     そして、数字を徹底的に分析することで、不登校の実態をきびしく、とらえようとしている。
     資料として絶対に必要だが、読み物として面白いかというと、ぜんぜん面白くない。
     この本を読み込むにはまず、統計学から入らにゃいかんなぁ、思ったほど。
     少人数制の教室づくり、っての、ここでずいぶん提案されていたように思うが、残念ながら、子らのいやな部分が「濃縮」されるだけの場合もある。少人数にしようが40人であろうが、要は、やる気のない教師にかかっては、見えるものも見えようがない。不登校問題。むずかしい。

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著者プロフィール

千葉大学名誉教授・教育学部グランドフェロー。
1956年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得中退。東京大学教育学部助手、千葉大学教授等を経て現職。主著に『学校を欠席する子どもたち』(東京大学出版会、2000年)、『"学校を休む"児童生徒の欠席と教員の休職』(学事出版、2009年)、『いま、思春期を問い直す』(東京大学出版会、2010年)、『初任者教員の悩みに答える』(教育評論社、2011年)、『学校を長期欠席する子どもたち』(明石書店、2019年)、『移行支援としての高校教育』(福村出版、2012、続2016年、続々2023年)、ほか。

「2024年 『学校と日本社会と「休むこと」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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