認知行動療法における治療関係: セラピーを効果的に展開するための基本的態度と応答技術

  • 北大路書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762831317

作品紹介・あらすじ

CBTのセラピストにとり,これまで治療関係に対する意識は,他の技能的側面の習得と比べて明らかに低かった。本書では,効果的なセラピーの中核的条件を整理し,セラピストの温かさ,誠実さ,共感性や前向きな姿勢が治療成績に与える様相を詳説。また全体を通じ実際のケースを提示,臨床場面でいかに対応すべきかを示す。
【主な目次】
イントロダクション
●PART 1:認知行動療法における治療関係の基本構成要素
 第1章 治療関係の構築:セラピストの特性と変容
 第2章 治療同盟:協働関係構築と課題への対応
 第3章 対人関係スキーマ:CBTにおける転移と逆転移の理解
●PART 2:特定の疾患や問題における治療関係
 第4章 うつ病
 第5章 全般不安症
 第6章 パニック症,限局性恐怖症,広場恐怖症,社交不安症
 第7章 強迫症および醜形恐怖症
 第8章 医学的に説明のつかない身体症状
 第9章 心的外傷後ストレス障害
 第10章 精神病性障害
 第11章 摂食障害
 第12章 身体疾患と緩和ケア
 第13章 パーソナリティ障害
●PART 3:異なるクライエント集団における治療関係
 第14章 若者への認知行動療法
 第15章 高齢者
 第16章 治療関係の中における文化差の問題
●PART 4:支援方法の違いによる治療関係
 第17章 グループCBT
 第18章 カップルセラピー
 第19章 スーパービジョンと治療関係

著者プロフィール

S.ムーリー(Stirling Moorey)

「2016年 『がん患者の認知行動療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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