昼メシは座って食べるな!

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131171

感想・レビュー・書評

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  • 著者、市村洋文さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

    ---引用開始

    市村 洋文(いちむら ひろふみ、1959年1月 - )は、日本の起業家。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    大学時代に「1億円」ものお金を稼ぎ出し、野村證券では前人未到の営業成績を残した“伝説の人たらし社長”が実践する、ありえない成果を上げるための「働き方」と「考え方」をまとめた一冊。 名刺一枚の出会いを大事にし、心を尽くして相手の喜ぶことをしていくことで、出会った人がみんな自分の応援団になっていく。 一生懸命、モーレツに働き続ける著者の生き方には、仕事のやる気がアップするヒントや、人生を向上させる極意が満載。

    ---引用終了

  • 近頃は、ワークライフバランスという言葉が独り歩きして、
    本来バランスをとる前にまずは一生懸命働くべき人が
    働いていないような状態になりつつあるような雰囲気が
    漂っていますが、そんな流れをぶち壊してくれるような
    ストイックな仕事本。

    さすがにちょっとやり過ぎというか、
    ここまで働くことを突き詰めれる人は
    なかなかいないかもしれませんが、
    これくらいやり切るくらいで、
    仕事というものに取り組むべきであると感じるには
    とても良い本だと思います。
    著者の仕事のやり方というより、
    その取り組む姿勢・マインドがとても参考になる一冊です。

  • 一生懸命がんばっているのに
    なかなか成果がでないということは
    あります。


    本日ご紹介する本は、

    成果を上げるための
    働き方と考え方が書かれた1冊。

    大きな成果を出すための
    著者の経験が書かれたものです。


    ポイントは
    「時間、人、意気込み」

    これをやればうまくいく
    というような都合のいい話はありません。

    時間の使い方、人とのつながり、達成意欲など
    それぞれについてバランスよく
    少しづつ改善していくことが重要です。


    「時間」

    会社で働いている場合には、
    9時から5時まではプレー時間。

    試合開始の笛が鳴ってから、
    ユニフォームを着たり、
    スパイクを履いたりする選手はいません。

    時間中、全力で取り組むことができるように
    時間外にこそ、準備や体調管理をすることが
    重要です。



    「人」

    仕事がうまくいくかどうかは、
    人に恵まれているかどうかにかかっている
    と言っても過言ではありません。

    困った時に、力になってくれる人が多ければ多いほど
    仕事の幅も広がるものです。



    「意気込み」

    「出来なくてもいいや」と思う人と「絶対にやるんだ」
    と思う人では意気込みが違います。

    意気込みがあるかないかは、
    必ず周りの人にも伝わります。

    成功する人はとにかく思いが強いモノです。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    試合開始の笛が鳴ってから、ユニフォームを着たり、スパイクを履いたりする選手はいない
    とにかくやる=大きな成果をだせるかどうかは、能力の差ではなく、簡単なことをやるかやらないか
    仕事がうまくいくかどうかは、人に恵まれているかどうかにかかっている
    はじめから「できない」と言うのは、自分で自分の限界を決めている
    一生懸命頑張っているから、みんなが応援しようと思うし、支えてやろうと思う
    サンタクロース営業=自分の商品を売り込むより、まず相手の願いを叶えてあげるほうが先
    成功する人は、とにかく思いが強い
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 就業時間は、プレー時間
    第2章 名刺一枚には、1000億円の価値がある
    第3章 リスクマネジメントより、ラックマネジメント
    第4章 よく遊び、よく働け
    第5章 一生懸命やれば、応援団がついてくる
    第6章 成功するための秘訣
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/c7d1b3ab6da3131d.png
     

  • お昼を1時間かけて食べれば、その分働く時間が少なくなる。思っていた通りのことをこの人は言っていると思った。
    一生懸命働かなければ、給料をもらうに値しない。「安月給が・・・」なんてつぶやく社内の人にはその分働いているのか?と言いたくなる。
    でも、現状の自分を見てみると、市場価値はまだまだ低いなと感じる。もっと努力して市場価値を上げて、給料をたくさんもらえるようにならなくてはいけない。
    大企業病っていう表現が面白かった。社内には「フリ」「ツモリ」「マネ」がはびこっているように思う。

  • 野村証券伝説の営業マンと称され数々の実績(記録)を打ち立ててきた著者の「ビジネス」に対する考え方を記した本。私の仕事とお金を預けて頂く証券会社の仕事の立場上の相違点はあるものの、個人的には著者の考えが似ていると感じた。また、顧客と対峙する真摯な姿勢や心構え等更に高いレベルを目指す必要があると分かったことから、非常に有用な一冊となった。

  • ビジネス書もしくは自己啓発本に分類されると思うけれど、
    著者のビジネス経験はフィクションドラマ並に特殊なので、
    読み物として楽しめる。

    私の抱いていた野村スピリッツ像を絵に描いたような人。
    暑苦しいけれど、心があるから嫌いにはなれない。

    ・毎日6時出社
    ・昼メシは座って食べない
    ・門前払いをくらいつづけても50回足を運ぶ
    ・毎日600通の手紙をだす
    ・入社時に既にスーツ20着用意
    ・大損をさせて激怒したお客(やくざ)夫婦との会食で自分の妻を紹介


    >女性を味方につける。そうすれば、組織の力はもっと伸ばすことができます。

    野望があって、暑苦しくて、仕事が趣味という男臭さ。
    だけど、女の人は仕事のデキル人でも、男性と同じような思考にはなれない気がする。
    例えば、DeNAの南場智子社長。夫の病気看病のために役職を譲ることになったそう。
    前に授業のゲストスピーカーとして間近で話を伺った時もあっさりしていて、心底好きなことを仕事にしたわけでもなさそうだし、これからどうなりたいという夢もあるのかよく分からなかったし、ガツガツしていなかった。
    twitterにあったのだけれど、
    >(南場さん講演@早稲田)
    >学生「僕は既に起業していて、将来は南場社長とてっぺんで戦いたいと考えています。南場さんが人生かけて成し遂げたいことは何で すか!?(ドヤッ」
    >南場さん「(静かに)夫の病気を治すことです。」
    というやりとりがあったらしくて、凛とした人だなと思った。


    上司が部下をどう評価しているか率直に伝えた方がよいというのに納得。
    「あなたの評価は、今はこう。もし昇進したいならあと◯ポイント必要で、規定では一年間で最大◯ポイント上がる。もし◯という役職になったら、年収は◯倍になります」
    というセリフを例に出していたけれど、なかなか理想的な上司の言葉かも。
    こう言われたら頑張っちゃいそう。

  • 働くことに対しての意欲が湧く本。初心を忘れずにどれだけ突き抜けて毎日を過ごしていけるか。熱い想いが伝わってくる。

  • 久しぶりにモーレツ系啓発本を読んだ。
    働き方が問われてるこのご時世だが、けっして本の内容が時代に合わないことはない。
    この本で学べる営業マインドは活かせると思う。

  • 自分に気合を入れたいときに読むと良いと思う。

  • (配属支店によっても違うのだろうが)野村證券に入社するとまず読まされる本というのがあるらしく、これもその一冊だというので読んでみた。著者は元野村證券のエース営業マンで、最年少支店長にもなった人で、日本一過酷として知られていた野村證券営業畑をどういう心がまえで、どうやって生きてきたかを綴った一冊。

    まあ、僕は営業じゃなくて良かったよ。

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