- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763133717
感想・レビュー・書評
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幸せの定義は人それぞれであるが、本書の哲学は今よりも幸せを感じるための一歩。
⚫︎マインドセット
無限の能力を信じる
できると信じなければ、人類に進歩はない。
自分を信じることが必要。
やれると思わなければ何も始まりません。
成功するまであきらめない。
獲物を追い続けられるだけの余裕が前提。
ex.人間なら水、企業なら利益
⚫︎目標をどこに置くかによって「考え方」は異なる。
ex.どの山に登りたいかで準備は異なる
成果=考え方×熱意×能力
⚫︎リーダーのあるべき姿は率先垂範
科学的な合理性と豊かな人間性のバランス。
魚を与えるのではなく、魚を捕る方法を教える。
大善と小善を履き違えてはいけない。
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すごい良かった!とも無理無理!とも思う。
昭和(戦後?)経済発展に貢献した人ってなんというか、もう規格外なイメージがあるわ。海賊と呼ばれた男を思い出した。
会社員が各々経営者視点で仕事をする、本当にそうできたら、必ず会社は良くなっていくだろうというのは想像に難くなかった。現実には難しいだろうけどね。アメーバ経営とか、とにかくコスト削減とか、働く側にとってはきっちりし過ぎててめんどくさーってなりそうではあるけれど、それが会社を発展させていくって事なのかもね。
はったりで、できてないものをできます!って言ってなんとか間に合わせるとか・・・いやー、勤務時間を守れ!と厳しい現代でそんなことできるのかなぁ。 -
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「動機善なりや、私心なかりしか」
この本で好きな言葉の一つです。
フィロソフィ=哲学です。人、会社のあり様、指針を示すものです。
稲盛さんのこれまでの、偽らない生き方に基づいた内容です。
本書は、もともと非公開の盛和塾という、稲盛さんの経営学を学ぶ、
全世界的な自主活動会であった、門外不出の書です。
今のこの世(2022年)でも、これからでも通用する日本的な経営指針、
生き方が記述されています。 -
人の歩みと企業の歩み
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日本の優れた経営者の一人として必ず名前が挙がる稲盛和夫さん。京セラを大企業にしたその経営哲学と人生哲学に触れる事が出来る本です。読んでいると判るのですが稲盛さんは仏教の教えからも大きな影響を受けた様です。仕事と宗教、全く別物と思いきや密接に関係しているんだと感じました。
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稲盛和夫の人生哲学。仏教など普遍的な価値観を目指していたことがわかった。
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心に残るフレーズがたくさんありました。少しでも実践していきたいと思います。
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「能力×熱意×考え方」の
考え方の部分に大きく寄与する
フィロソフィ。 -
人間力を高める為のバイブル。
仕事においても、個人においても、まず成功する為には心の在り方がとても大切であると本書は教えてくれる。今まで稲盛さんの経営12カ条の音声を聴いたり書籍を読んできたがその集大成がまさにこの1冊である。
20年位前に経営者からの推薦で稲盛さんを知り、どハマりして勉強したのだが、余りにも真面目過ぎて一度距離を置いた経緯がある。それから紆余曲折いろいろ学ぶ中でまた此処に戻って来た。ビジネスや経営者の目線以前に人間1個人としての在り方がとても参考になる。人間としてどう生きるべきかの指南書となる。
605ページのボリュームがあり1回読むのに時間が掛かるが繰り返し読みたい1冊である。