- Amazon.co.jp ・本 (636ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763161352
作品紹介・あらすじ
(編集中)
感想・レビュー・書評
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さとうみつろうさんの本は
繊細すぎる人
気にしすぎて辛い人
に目から鱗の気づきをくれて
自然と心が軽くなる意識づけをしてくれる。
いつもはわかりやすいけど、
この本はちょっとその中では難しいかも?
理解するのに時間がかかり、何回も読みました。
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正しさを疑うことで、固定概念から解放され、違う世界が見えてくる。
生まれたときから培われてきた『正しさ』に人は苦しんでいるのだな、と納得しました。
世界は、相反する関係があって始めて、何かを理解することができるのだから、どちらが正しい、間違っているという判断をする必要はない。一度、この判断を手放すことができれば、世界を見る目が変わり、自分の可能性を広げられるのではないだろうか、と思いました。 -
そう考えてみたらいいのかという部分もあるものの、叶えたいと思った状態はすでに叶っているなど、禅問答???のような部分があり自分には難しかったです。とりあえず、幸せになりたいと願うことはやめて、日々に感謝しようと思いました。
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【文章】
とても読みやすい
【ハマり】
★★★★★
【気付き】
★★★★★
「正しさ」を求めることは苦しみのもととなる。
この世のあらゆる事象は、自分、世界、体験の三つで構成されている。どれが欠けても成立しなくなってしまう。
自分にとって良くないと感じる経験であったとしても、一つの体験としての価値がある。 -
あたくし、数年前からこの方のブログを愛読しておりまして、「笑えるスピリチュアル」な記事で、日々笑いながら学ばせていただいております。
彼はこういった本を書く作家でもありますが、ミュージシャンでもあり、音楽のことにも、スピリチュアルなことにも、理数系なアプローチをされるので、この方の書く文章には、いつも新鮮な驚きと笑いと学びがあります。ひとことで言えば、「すっげーおもしれぇヤツ」です。
この本でも、スピリチュアルな話を、物理学(量子力学や脳科学など)という正反対に思える学問から語ってくれています。ていうか、悪魔が語っております。
以前、『神さまとのおしゃべり』という本が文庫になったときも、買って楽しく読みました。あなたの願いは常に目の前に叶っている、など、かなり斬新な話を神さまから聞かせていただき、目が覚めたような思いがしました。あれからずっと、この『悪魔とのおしゃべり』の方も文庫化されるのを心待ちにしており、ようやく昨年(2022年)10月、文庫が発売されたのでした。やっぱりこの2冊はセットじゃないとね。
さて、本書の主な登場人物は、みつろう、みつろうの同級生ケンジ、レゲエ好きでひとつ年下のカデル、3人が通う大学の永田先生、みつろうの娘ザラメちゃんと、息子のコクトウくん、そして悪魔です。この人たち(?)の会話で、話が進んでいきます。
今回も、ものすごく斬新。まず、最初から最後までずっとテーマになっているのが、「正しさを疑え!」。理解できるアドバイスなら聞く意味なんてない、悪い人たちはいつも笑っている、「運を良くする方法」なんてない、あなたは宇宙の孫の手、ない場所にこそ全てがある、などなど、『神さまとのおしゃべり』以上に、お得意の笑いをふんだんに散りばめながら、学ばせてくれます。めちゃくちゃ目から鱗が落ちました。ラストはちょっと泣きそうにも。
スピリチュアルを仕事にしている他の方々から読み聞きする話の中で、まだ悟れていない私にはあまりピンと来ないようなことも、すごくわかりやすく文章化(会話化)されていて、「あぁ、あの話はこういうことだったんだ」と具体的に理解できたし、物理学的なアプローチのおかげで深く納得もできました。
最後の最後に、本書の登場人物である3人の研究生が書いた論文「人間スーツ論」が収録されているのですが、これがすごく良くて、読みながら涙が出てきました。私もこの論文を胸に、笑って生きていきます。そして、「正しさ」を超えて、無限の可能性のほうを信じて「デビる」のだぁ!
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自分にはすべてを理解することができない内容だったが、自分が当たり前だと思っていた正しさを疑うことが新たな可能性を見出すことができるなどの気付きを得られた。