- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766208177
感想・レビュー・書評
-
本を読まなくなった大人への読書入門というべきか。
納得できる部分もあるけど……
あとおすすめっぽい作品も紹介されてるけど、外国文学ってだけで読書素人は尻込みしそうだけどそのあたりはどうなんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書の良さを示そうとする心意気はいいのですが、根拠の薄い「読書の優位性」の主張や、矛盾点や、突っ込みどころが満載で、大人の読む本ではありませんね。
読書のいいところばかりが強調されすぎていて、逆に「読書家なのに人格がねじ曲がっている人」は何が足りないのだろうかと想像し、気になってしまいました。 -
この本は高校生のとき、課題で若者の読書離れについて調べた時に読んだ。
そのとき全校生徒にアンケートをとったのだけど、およそこの本の内容を裏付ける結果だった。
この内容を広く伝えられたら、本好きなひとがきっと本当もっと増える。 -
改めて、読書の大切さを教わりました。
本書は、活字離れをあげたり、
鍛えるためにも本は読んだほうがいい、
ということをふりかざすのかと思い、
だまされたと思って購読しました。
しかし、実際の内容はそれだけではなかったのです。
著者は本書で
○原作本とメディアとの違い
○正しく・楽しく・集中して読む方法
などなど、本や活字を取り巻く様々なことを教えてくれました。
僕はマンガ、アニメ、ゲームが好きなのですが、
そういったメディアとも、適切につきあっていきながら、
多種多様な本や活字にもふれていきたいと思います。
【以下、意識していきたい点】
◇困らない、不便、興味がない、時間がない、お金がない、時間がない
これらの偏見を持って本を遠ざけると、自分の可能性・思考力が衰える。
◆何かを「感じ」「思い」「考える」力をつけるためにも、本を読もう。
◇毎日、書店や図書館に寄ったり、本を自由にじっくり読む習慣をつけよう。
◆積読や飛ばし読みをしたり、見切りをつけた本にこだわらなくてもよい。
◇本を読めるようになるには、活字を地道に追っていくしかない。それ以外に方法はない。
◆マンガに頼ると、原作にある物語の本質を見失ってしまう。マンガに興味を持ったら、本を読もう。
◇本にとって、汚れや損傷はつきもの。どんなに古くなっても、買い換えるのはやめよう。
◆過去・現在・未来に生きる名作ぐらいは読もう。ユーモアあり、涙あり、強さありの名作から、何かを感じられるだろう。
おすすめの作品も、また読んでみたいですね。 -
5/67
-
どちらかというと「本を読みたいと思っても何となく読めずにいる」人が対象。少し気軽に読めるきっかけをつかめそう。(本が嫌いな人に向けてもすごく訴えてるけど、そんな人はそもそも手に取らないと思う…)現代文学に比べあまり読まれない近代文学(例:夏目漱石)、古典文学(例:源氏物語)などについても触れられ、挫折した私はギクリ(笑)著者が選んだ名作案内は、名前くらいは聞いた事がある近代物が中心ですが、あらすじと解説がわかりやすくて面白そうで、読んでみる気になります。