悲しみにある者

  • 慶應義塾大学出版会株式会社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766418705

感想・レビュー・書評

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  • 楽しみにしていたディディオンだったが、訳が今ひとつ。
    人称代名詞が多すぎる。最初は意図してのことだろうと思って読み進めたが、途中から、この訳者は人称代名詞に鈍感なのだと気づき、うんざりして投げ出した。

  • 訳が固くてわかりにくい。ごつごつした文章。もっと読みやすい素直な日本語にはできないのか。

  • 私には向いていなかった
    冷めた文体に似つかわしくない感情の吐露に違和感を受けた

著者プロフィール

【著者】
ジョーン・ディディオン(Joan Didion)
1934年カリフォルニア州サクラメント市生まれ。現在ニューヨーク市在住。1956年UCバークレー校を卒業後、『ヴォーグ』誌の編集に携わる。処女小説 Run, River は1963年に出版された。1964年に2歳年上の作家のジョン・グレゴリー・ダンと結婚。1966年に生後間もないクィンターナ・ローを養女にする。初のノン・フィクション Slouching Towards Bethlehem は1968年に出版された。小説、ニュージャーナリズム、書評、映画脚本、新聞・雑誌への寄稿など、ジャンルを問わず旺盛な執筆活動を半世紀にわたって続けている。2003年には、一族と彼らを育んだカリフォルニアを描く Where I Was From を刊行。同年の12月30日に、娘のクィンターナがICUに入っている状況で、夫ジョンを心臓発作で亡くす。それからの1年と1日を描いた The Year of Magical Thinking を2005年に発売。全米図書賞(ノンフィクション部門)受賞の大ベストセラーとなる。また、2007年のディディオン自身による劇化も大成功を収める。同書は、2011年9月に慶應義塾大学出版会から『悲しみにある者』として出版された。2005年の8月26日には、娘クィンターナが39歳で亡くなる。2011年10月に、娘の死と思い出、自らの老いを綴った Blue Nights (本書『さよなら、私のクィンターナ』の原著)を出版。ベストセラーとなる。

「2012年 『さよなら、私のクィンターナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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