いまの食生活では早死にする: 自分の健康を守るための指針 (タツの本)

著者 :
  • 経済界
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766703481

作品紹介・あらすじ

かつて田中内閣を倒壊させたロッキード事件もアメリカ上院の調査が発端だった。これは同上院の調査能力の高さを示すほんの一例である。同上院はどんな分野に関しても世界最高の調査機関である。他国の上院と違い、憲法上も大きな権威と権限を認められていることが、その裏づけとなっている。この権威と権限により、アメリカ上院栄養問題特別委員会はアメリカ国内ばかりでなく、世界中の権威や研究機関の頭脳を動員して食事と健康の関係を調べ、有名なマクガバン報告(一九七七年)をまとめた。マクガバン報告が与えた衝撃はその後、日本を含め世界の栄養、健康、医学に関する流れを変え続け、いまに至る。アメリカ国立ガン研によるガンの栄養療法の研究と治療の一大プロジェクトも、それに沿った動きである。日本の厚生省(現厚生労働省)による「健康づくりのための食事指針」(昭和六〇年)もマクガバン報告の影響下で策定された。世界各国の政府が、この報告に影響されて新しい健康政策を進めている。日本の社会と学界に大きな衝撃を与えた本書旧版に、その後の諸研究を増補する改訂を行い、健康と医学を原点から考えるための最新版を読者に贈る。

感想・レビュー・書評

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  • 一刷が昭和63年なので、情報としては新しくない。けれど、ちょうど今ハイジーンなどで勉強していることと全く一緒。
    どうしてこの知識が世の中に広まらないんだろう?
    食肉業界、添加物業界、加工品業界などのせい?

    「麻薬になることもある砂糖のこわさ」
    「食品をきれいにしすぎる(白米、白パン、その他加工品)」
    「一物全体食(一つの物の全体を食べること)」
    「身土不二」

    などなど、今ちょうど言われてきていることが、科学的なデータを元に書かれている。

    そして、
    「病気はウイルスではなくて、自分の体から発生する」
    「ガンはその最たる物」

    またまた気をひきしめられました。

  • 分類=食生活。02年7月。81年4月、84年10月、88年3月、94年2月と版を重ねている。

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著者プロフィール

1935年、東京に生まれる。早稲田大学英文科中退。
千葉県・館山市で有機農法を営みながら、健康ジャーナリストとして活躍。
2003年死去。
主な著書に、『いまの食生活では早死にする──アメリカ上院栄養問題特別委員会レポート』(経済界)、『ガン勝利者25人の証言』(主婦の友社)、また訳書に『ガン栄養療法入門』(徳間書店)、『マックス・ゲルソン ガン食事療法全書』(徳間書店)など多数。

「年 『自然な療法のほうがガンを治す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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