子育てと教育の大原則

著者 :
  • エクスナレッジ
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767804637

作品紹介・あらすじ

中学&高校受験でも実証済。学習の適齢期を見逃すな。

感想・レビュー・書評

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  • 早期教育、先取り学習の弊害について書かれていた。子供の年齢によって、何を教えてあげるか、優先させてあげるか、時間をどう使えばよいのかなど改めて考え直した。
    読んでいて納得はしたが、読み直したい内容ではなかった。

  • 【この本のターゲットは?】

     現在の学校教育や子供の自宅学習に、不安を抱える親や教育関係者。本当のゆとり教育について知りたい人。

    【この本から学びたいこと】

    ・『糸山メソッド 絵で解く算数』を読んで、絵を描いて考える視考力が、面白そうだったので、もう少し理論的かつ、具体的な方法を知りたい。

    【この本から学んだこと】

    ・(百マス計算などによる)脳の活性化は、学力となんの関係もない。
    ・予習ではなく、準備学習をさせること。
    ・勉強をしない日を作る。(週1)
    ・読み書き計算ではでは、考えるチカラが育たない。
    ・高速多量学習と先取り学習はしない。
    ・小6の夏(速くても小5の夏)までは、すべての学習を準備学習と考える。
    ・暗算神話を信じない。
    ・「トライアングルナンバーズ」以外は筆算で計算。
    ・漢字は、読み書きを分けて覚える。
    ・人生を楽しんでいる姿を子供みせる。
    ・12歳までのTV等は、制限し、ホラーや悲惨なニュースなどは、見せない。
    ・9歳以前の反復学習は、視考力育成のじゃまになる。
    ・良くない宿題に対しては、親が自動宿題しますマシーンになる。
    ・今まで読んできた家庭学習(小学生まで対象)の本を根本的に批判する本だった。両論あって、教育ってのは、難しいんだなぁ〜と感じる。こういう教育関係の説は、どういう人材を輩出出来たかによると思うのですが、その結果が出るのは速くて10年、実際には30年先の話になりますよね。科学的に説明を求めようとすればするほど、難しんでしょうね。
    ・ただ、私の教育関係の本を読むようになった根本的な疑問 ”「公文式」を学んだ子どもたちが、どうして東大に大量に合格しないのか?”という答えにはなっていたように思えました。

    【新たな疑問、学びたいこと】

    ・実際の学習の進め方を知りたい。

    【今後読みたい本】

    ・『絶対学力』
    ・『新・絶対学力』

    【この本を読んで次のアクションは?】

    ・取り敢えず、無料プレゼントしてくれる1年分の「良質の算数文章問題」をもらって、子供にさせてみる。

  • 早期教育の弊害…が書かれてるかと思って読み始めた。
    詰め込みはよくない?っといったことが書かれていた気がするけど、詳しくはHPへ、って感じ。

    読書メモ
    ・表現力を育てるのは、お母さん。
    その日あったことを聞いて、想いを伝えるように声かけ、そう仕向ける
    「聞きたくてうずうずしているお母さん」になる!
    ・その子のテンポをつかむ。一日でいいから、じっと観察して。そのテンポで学習させる
    ・命令文は、少なくとも12歳までは厳禁!! 力での征服に憧れるようになり、自尊心の消滅、恐怖、繊細さの麻痺…
    …存在自体を全否定するのが命令。

    (私、大反省!!)

    ・子育ての真価は、子どもが一人になった時に問われる。
    ・お粗末3点セット 音読、計算ドリル、漢字ドリル

    ・三角計算(九九のかわり。いいとおもった)

    ・(自然の中での)遊びが大事!
    ・思考力を高める。
     考え、味わい、消化するまで行ったらいいね?

    ・絵を書いて考える
    ・筆算
    ・指折り算も、必要。大事。否定されること多いけど、大事
    ・イメージを頭の中に、あるいは絵に描いて、それを操作できるようにする。考える力がつく。じっくり時間をかけて。

  • 子育てスタイルとしては、親が長期的な視点を持って子供の模範となり、子供の気持ちを尊重し、寄り添いながら一緒に成長していく、セーブ・ザ・チルドレンさん提唱の「ポジティブ・ディシプリン」やアドラー心理学に通じるものを感じました。

    子供の年齢や興味に応じた適切な働きかけを親がすることで、自ら考え強く逞しく生き抜いて行く我が子に育てることができます。

    小さい頃の詰め込み教育の怖さを感じました。
    自分も学校のしょうもない宿題ドリルなどは放置してやらなかったタイプなので、なんか共感できます。(笑)

  • 先取り学習をしている我が家だけれど、教えるのは大変、子どもも大変。それが非常に大きなストレスとなること、小学校のうちで覚えることはたくさんないのだから焦る必要はないこと、など、大切な時期、ストレスフリーで育てたいと思っていましたので、タイムリーなアドバイスをいただきました。
    年長児ですので、早速どんぐりの算数問題を取り寄せました。

  • 年長から小学校のお子さんがいる方はぜひ一読をしてほしい。
    もちろん3歳児でも言葉がけなどがのっているからいいのだけれど、それなら同じ方の別の本でもいいかもしれない。
    ただ、学習方法にこういう考え方もあるんだーと知っているのと知っていないのとでは全然違うかも。
    著者は12歳までは三時間机にむかうよりも、例えばの話一時間かけて自然を満喫できる場所に連れて行って、一時間しか遊べなくてもそちらの方がずっと価値ある時間になると書いています。その説明もすごく納得できるし・・・、あの日本の教育の「速く正確に(計算・漢字)」に疑問があったので、その部分も共感できました。
    でも常識的には正反対なので、ぜひ一読して感想を教えてほしいです!

  • 「子どもがストレスに感じてても学校や先生から言われることは
     必ず守らせなくてはならない」ように勘違いしていました。

    でもちょっと待って。今育てなくてはならないものはなんですか?

    どんぐり倶楽部をするしないにかかわらず、
    子育て中のお母さんに読んでほしい一冊です。

  • 子育てと教育で一番役に立っている本です

  • すべての親に読んで欲しい本。

  • 「どんぐり倶楽部」主宰の糸山氏による「絶対学力」「新・絶対学力」に続く第3弾。
    どんぐりライフを送る親御さんには必須です。

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