- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767812380
作品紹介・あらすじ
キッチン、ダイニング、リビング、寝室、書斎、子供部屋、玄関、水廻りには、それぞれ相応しい「しつらえ」があります。それを探して80もの名作インテリア・家具を「解剖」してみると、これからの住宅に必要なものが見つかりました。アールト、イームズ、ペリアン、グレイをはじめとする著名デザイナーの作品も見ものです。
感想・レビュー・書評
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ここのところ続けて読んだ「解剖図鑑」シリーズが面白かったので手に取った一冊。
今回は、住宅とインテリアについて。
故人である女性デザイナーたちが残したアイテムを使用して、暮らしやすいインテリアとは何か、その工夫は何か、を紹介した一冊だ。
間取りや収納、といったものは、どのような趣味嗜好の人でもある程度は共通項というものがあるだろうが、インテリアというのは本当に趣味によっていい悪いが激しく異なるため、なかなか「解剖」するのが難しいように感じた。
一例としての解剖、といった感じを受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/3/26 読了
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1章 住まいを「食」から考えよう―キッチン、ダイニング
2章 人が集まる「しかけ」をつくる―リビング、椅子がつくる空間
3章 「ただの部屋」にはしない―寝室・書斎、子供部屋
4章 小さな空間は「ひと味」きかせて―玄関、水廻り、収納、間仕切 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99409570 -
女性デザイナーによるインテリア家具などの紹介。
戦前のものなどもあるが今に繋がるのは実際に使う側からの発想だったり。
デザイナー達が何をどう考えてるのかってのがわかると意図するところがわかりやすくて良い。
場所ごとの解説や、寸法の詳細、ちょっとした小話で楽しく読めた。 -
たしかに「解剖図鑑」ではあるが、もう少しうまくグルーピングできたのではないかと思う。色んなインテリア、特にバウハウスに関連のある女性がデザインしたものが紹介されていて一つ一つはおもしろいのだが、なんとなくまとまりが感じられない一冊でした。
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家ないしその小物を含む様々ユニークなインテリアを歴史的に紹介。但し、デザイナーの説明本になってしまっている面があり、それは正直要らない視点。
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家を買う・借りる時や家具を買う時に読むべきハウツーものかな?と思ったら、歴史的に有名な建築家やデザイナーのアイデア集みたいな本だった。「こんな部屋あったら面白いね」「なるほど、使いやすいかも」ってのは多いけど、日本の普通の住宅では実現困難なものも多くて、すぐ使える感じじゃない。実用書とは言い難いけど読み物としてはじゅうぶん面白い。
写真じゃなくてイラストで解説することで伝えたいことが強調されてわかりやすくなっている。でも部屋とか家具とかの実際の写真を見たくなるので、ググって写真を見ながら読んでいた。 -
買おうとする家具の参考にしようとしたけれど、歴史面などが協調されており、あまり参考にはならなかった。
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照明とか収納とかわりと細かいインテリアの説明が結構あって興味深い
デザイナーのエピソードもなかなか面白い
もう少し部屋のレイアウトについての説明があると良かった