- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768309629
感想・レビュー・書評
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クリエイティブとは何か、何を大事にすべきかを考えることは、
グラフィックなデザインだけではなく文化や未来を考えることにも通ずる。
曖昧性をも受け入れてくれるデザインは、覚悟をもって考え抜かれたからこそだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
永井一正さん
知識は必要だが、それに頼ると二番煎じになる。考えるのではなく、感じること。本能的に吸収するために、頭を空っぽにしてみる(感性を研ぎ澄ますこと)
大病を患い、死を意識したことで、抽象→具象(生を生き生き表現したくなった)へ表現を転換
過去を捨てることは表現をする上で大切(1日を新しく生きることを大切にする)
変わらないもの(自然の摂理、生命の誕生)を大切にする
自然への思いに立ち返り、分を知る
ジャコメッティ
アンドレイタルコフスキー 惑星ソラリス
水野学さん
デザインとはよくすること
一人でも多くの人によい
と思ってもらえることが大切
世の中を知ること、世の中に必要とされているものを知ること(政治経済生活全般など広くしるべき)
大貫卓也
横尾忠則
ナガオカケンメイ
生活者としての視点をもつ
セキユリヲ
具体的な知人などをイメージして、あの人だったらどう思うかなと考える
手紙を送るような気持ちでデザインしたい
ご縁を大切に -
あなたにとってデザインとは?
仕事を通してどうなっていきたいか
どうしたいか
どう影響を与えたいか
デザイナー以外の仕事をしていても
あなたにとって仕事とは?と置き換えられる構成。
仕事を始めた頃に読むのも楽しいし
何年かやってみた社会人が読んで共感するのも楽しい。
最初は任された仕事が多くても
続けていくうちに自分の芯みたいなものが見えてきて
また一歩ステージを上がっていくのかな。
水野学さんのお名前で検索して出会った本ですが
いろんな方の考えに触れ合えて面白かったです。
とても読みやすいデザイン。
最初の方に出てくる人は「人にどう伝わるか」
後半に行くにつれ、それだけでない考えが出てきて
自分だったらどうかな?と考えさせられました。
水野さんの「グッドデザインカンパニー」の社名も納得でした。
子育てしている身としては
えぐちりかさんの項目もなるほど。
「頑張るけど、欲張らない」
「自分自身が幸せかを問う」
子どもが小さいうちはできることはしたい。
だからこそここが心に残りました。 -
いろんなデザイナーのデザインに対する思いを比較できたのがよかった。構成も読みやすい!評価は4.5
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10代、20代に向けた、いい編集だと思う。
多彩な人に語らせることによって、デザインに厚みを持たせることに成功している。 -
(図書館員のつぶやき)
レモンイエローの表紙に一目ぼれ!文字は小さめ・シンプル。そうかぁこれも
デザインなんだよねー。ぱらぱらてっめくってみる、あのお茶の伊右衛門の緑色暖簾が目に入り、永井一史さんて方でした。「人間の文化や社会自体もすべてデザインされている」とある、そうかも知れないて思った、生まれた頃からいろりろなデザインに囲まれて育ってきたように思えてきた、今もそう。未来に残したい私の3ヵて・・・なんだろうね。よかぎん(良かったら)読んでみらんね。