- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769020011
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
できれば傷つきたくない。
失敗したくない。
安全な場所にいたい。
後悔したくない。
でも。
“いつまでも隠れてばかり”いられないのだ。
一人じゃ難しいことも、
誰かと一緒なら乗り越えられるかもしれない。
一人じゃ恐いことも、
誰かと一緒なら見える景色が変わるかもしれない。
自分が変われば、
周りが変わる、
世界は変わる。
つながる、ひろがる世界。 -
R1.7.10 おはなし会 2年1組 2年2組
-
これも名作。ストーリーと絵が素晴らしい。
-
<閲覧スタッフより>
小学校の国語の教科書に載っているので、読んだことがある人も多いのではないでしょうか。改めて絵本で読んでみると、お話の進み方や絵の美しさが教科書で読んだときとは印象が違うような気がします。ぜひ今、絵本で読んでみてください。
--------------------------------------
所在記号:726.6||レオ
資料番号:20099434
-------------------------------------- -
【芝蘭友のトップストーリーニュース】vol.28で紹介。http://www.shirayu.com/letter/2009/000073.html
-
『あおくんときいろちゃん』(至光社)、『フレデリック』(好学社)、『さかなは さかな』(好学社)等の絵本作家として日本でも広く知られるレオ・レオニ。グラフィックデザイナー、イラストレーター、芸術家として幅広く活躍していた彼が描く絵本は、政治的社会における芸術家の役割だという哲学のもとに作られていたようです。この『スイミー』もそうでした。一匹の小さな黒い魚は、指導者というわけではなく、他の人にかわってものを見ることのできる芸術家であり、それがスイミーの社会における役割なのだとレオニは語っています(『NHK人間講座 絵本のよろこび』松居直 著、日本放送出版協会より)。スイミーは、芸術家として社会において充分役割を果たしてきたレオニ自身でもあるわけです。
デザイナーでもあるレオニの絵本では、色彩豊かなユニークなイラストもまた印象的です。イラストを良く見てください。スイミー以外の赤い魚たちはゴム版で押されたものですが、スイミーだけは手で描かれたもので「目」もあります。これだけでスイミーは他の魚とは違った特別な魚であることを意味しており、読み手は一気にスイミーに引き付けられます。このように、レオニのイラストには読み手の心をつかむ配慮がきちんと施されているのです。
仲間たちがマグロに食べられてからスイミーは独りぼっちになりますが、海の中を泳いでいくうちに、初めて見る世界を体験します。そして徐々に元気を取り戻し強くなっていきます。私たちにも、まだまだ未知のことがたくさんありますが、それらを経験することによって更に成長し続けていくのです。未知の世界を知ることは、私たちを大きくし、そこからは必ずまた何かが新たに生まれるものだと思います。『スイミー』は、そんなことを教えてくれる絵本です。
〜レビュアーHP "ehon of wonder"より抜粋〜 -
訳:谷川俊太郎(スイミー、フレデリック、せかいいちおおきなうち を訳)
☆いいね。 -
●おはなし会にて。
-
図書館本。定番本。小学2年生で習ったお話。大人になった今、音読するとその訳の日本語の美しさにうたれます。