これだけは読んでおきたい戦争の本: 心を磨き、豊かにするヒント (光人社ノンフィクション文庫 591)
- 潮書房光人新社 (2008年11月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769825913
感想・レビュー・書評
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全十章に渡ってそれぞれのキィワードで紹介される本は、どれも読みたくなる本。読んだ本が出てくると、なんだか嬉しくなっちゃうのはそういう仕様なのでしょうか(笑)
本の一部分を綺麗に切り取る作者の腕は凄いとしかいいようがありません。
軍人、民間人、外交官、挺身隊のお姉さん、軍人の妻、それぞれの視点から見る戦争とその意味。讃美された部分もあったでしょう、目を背けたくなる程の嫌悪に包まれる部分もあったでしょう、人間の本質を貫いた部分もあったでしょう、非難される部分卑下される部分、様々な善と悪が入り乱れるこの状況。
色々な角度から戦争を知る事が出来る本。しかし、この本に紹介されている部分はだたのさわりにしかすぎません。興味があれば、実際に手にとって読む事が大事だと想います。
読みたくなった本
『442連隊戦闘団』
『六千人の命のビザ』
『月光の夏』
『海軍くろしお物語』
『憂国』
『烈将山口多聞』
『十八歳の遺書』
あと、関係ないけれど、アッツキスカの本が読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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